OEK
毎年恒例のかほく市クリスマスコンサート。OEKの松井さん上島さん石黒さん大澤さんのカルテット(個人的に「大澤カルテット」と呼んでます)による、媚びないガチの室内楽演奏会です。しかも当日券1200円という安さ。というわけで毎年西田幾多郎記念哲学館ま…
OEK定期公演。この日は現代音楽を得意とするロンドン・シンフォニエッタを設立した英国の巨匠指揮者、デイヴィッド・アサートンが登場。 前半は英国作曲家による近現代曲。小粋な佳曲でした。 後半はOEKの十八番ベト7。何度となく聴いていますが、アサートン…
OEK定期公演です。今季のマイスターシリーズのテーマは「ドイツ、音楽の街」。今日のプログラムはメンデルスゾーンから始まり、モーツァルトが2曲、そしてドイツの現代作曲家ヨストの作品でした。指揮者は当初予定されていたペーター・ルジツカ氏から変更さ…
映画「アマデウス」を音楽部分はオーケストラによる生演奏で…!という「アマデウスLIVE」日本初演を鑑賞。 映像にピタリとシンクロさせたオーケストラ・アンサンブル金沢、アマデウス特別合唱団、そしてそれを精緻にコントロールした指揮の辻博之さんの素晴…
今回のOEK定期は、過去何回か登場しているシュテファン・ヴラダーさんが指揮&ピアノでモーツァルト。 いずれもよく知る曲でありますが、かなり度肝を抜かれる演奏でありました。とにかくどの曲もテンポが超高速なのです。ピアノ協奏曲第21番の第2楽章なんか…
オーケストラ・アンサンブル金沢「2017−2018シーズン」の始まりです。井上道義音楽監督は2018年3月末での退任が決まっており、OEK音楽監督としての井上さんの指揮が聴けるのはあとわずか3回。シーズンのスタートとなる本公演はそのうちの貴重な1回です。 www…
故・岩城宏之永久名誉音楽監督の功績を記念して、毎年この時期に開かれるコンサート。1曲めは、岩城さんの音大時代の同級生・三木稔氏の作曲による邦楽器とオーケストラの共演で「序の曲」。オケはほぼ伴奏と言った感じで、尺八・二十絃箏・太棹三味線がかな…
先日20周年スペシャルコンサートが開かれた「いしかわミュージックアカデミー(IMA)」は、講師陣も豪華です。その講師陣がオーケストラ・アンサンブル金沢のメンバーとともに室内楽を披露するのも毎年恒例になっており、楽しみにしているのであります。今年…
石川県が毎年夏に主催している若手音楽家養成のための国際音楽セミナー「いしかわミュージックアカデミー(IMA)」も、回を重ねて今年はついに20周年。そこで、IMAで研鑽を積み現在国内外で活躍している3名の演奏家によるコンチェルトの演奏会が開催されまし…
2016-2017シーズン最後の定期公演は、今年度のOEKコンポーザー・オブ・ジ・イヤー、作曲家でパイプオルガン奏者のティエリー・エスケシュが登場。パイプオルガンの即興演奏と、新曲のオルガン協奏曲を自身で演奏します。指揮は井上道義音楽監督。 この日は早…
OEKが誇る我らがコンマス、アビゲイル・ヤングさんの弾き振りによる室内オーケストラ集。 初っ端のショスタコーヴィチの室内交響曲がまず驚愕。これほど壮絶な曲があったとは。ドレスデンを訪れたショスタコーヴィチが戦争の惨禍を目の当たりにして書き上げ…
毎年恒例、オーケストラ・アンサンブル金沢楽団員の自主企画による無料コンサート。第1部は子どものためのファミリーコンサートで、第2部がマニアックな室内楽コンサートです。 ふだん着ティータイムコンサート Vol.202017年6月17日(土)14:00~ 金沢市民芸…
巨匠ホリガー登場前半はこころ楽しくニヤニヤ後半はスリリング…聴き逃せない#オーケストラアンサンブル金沢 #oek オーボエの巨匠ホリガー登場! ハイドンは指揮で。遊びココロ満載の自由奔放な「ロンドン」でした。次は弟子とともにオーボエを吹き振り。同時…
先週金曜の夜はオーケストラ・アンサンブル金沢の定期公演でした。本プログラムの宣伝文句は「世界に誇る若き才能を聴く」。フライヤーの写真も若々しい指揮の鈴木優人さんとヴァイオリンの木嶋真優さんが登場し、バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンとい…
OEKプリンシバルゲストコンダクター(首席客演指揮者)、マルク・ミンコフスキ指揮のロッシーニオペラです。ミンコフスキを聴くのはなんだかんだで5回目になるのですが、オペラは初めて。OEKの今シーズン公演の目玉と思われ、ひじょうに楽しみにしておりまし…
五嶋みどりさんと井上指揮OEKの共演は、2010年11月のチャイコン以来です。定期公演としては初登場。 プログラムはシューマンのヴァイオリン協奏曲。ピアノ協奏曲のような派手さがあるわけではなく、演奏される機会は少ないと思います。漫然と聴いているとひ…
毎年恒例のOEKふだん着ティータイムコンサートです。金沢市民芸術村に出かけてまいりました。 この日は夏を思わせる暑い日。水路・水場ではこどもたちが水遊びを楽しんでいます(ホントはだめなんだけど)。そんな光景を横目に、第2部「室内楽コンサート」よ…
モーツァルト「フィガロの結婚」といえば、何と言っても「序曲」が有名です。実は私が初めて石川県立音楽堂へオーケストラ・アンサンブル金沢の公演を聴きに行った時、プログラムの1曲目がこの「フィガロの結婚」序曲でした。3階席の一番安い席でしたが、そ…
昨日はラ・フォル・ジュルネ金沢2015最終日。最終日にしてついに本気を出して?5公演ハシゴで楽しみました。 毎年聴いてるアンヌ・ケフェレックさん。最近は小曲を並べて一気に弾いていくスタイル。バッハのコラールやスカルラッティのコロコロとしたソナタ…
(超久々にブログ書く!…Facebookと同じ内容だけど(笑)) 2014年5月3日(土・祝) 《ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2014》 ●公演番号 173 2014年5月3日 15:00-15:45 よみうりホール 【演奏者】 ラファエル・セヴェール (クラリネ…
この日の定期公演には、脳溢血による右半身不随を克服し「左手のピアニスト」として復帰した舘野泉さんが初登場。吉松隆さん作曲の左手のための協奏曲「ケフェウス・ノート」が演奏されました。ケフェウスは秋の夜空に浮かぶ五つ星の星座。そのすぐ隣りにあ…
オーケストラ・アンサンブル金沢の楽員のみなさんが自主的に運営する無料の音楽会。クラシックを市民のみなさんにより身近に感じてもらうための企画だそうで、金沢市民芸術村で演奏者もお客さんもふだん着で楽しみます。ぼくは昨年に続いて2回目の参加です。…
この日のOEK定期公演は、図らずも「追悼」音楽の特集となりました。この公演のプログラムは1年以上も前に決まっていたのですが、まさか現にこれほど甚大な被害をもたらした大震災が起こるなんて…。偶然の一致とはいえ、気持ちが引き締まります。指揮はドイツ…
この日のOEK定期公演は記念すべき第300回の記念公演! ぼくがはじめてOEKの定期公演に行ったのは2006年1月の第194回定期公演で、その数ヶ月後に第200回の記念公演を迎えました。そしてそれから5年。その間、初代音楽監督の岩城さんが亡くなり、井上道義さん…
ラ・フォル・ジュルネ金沢「熱狂の日」音楽祭2011 ~ウィーンのシューベルト~ LA FOLLE JOURNEE de KANAZAWA 2011 - Schubert a Vienne 第2日目(2011/5/3) the 2nd day (3 May 2011) 本公演2日目!といっても、本公演3日間のうち、初日は事実上夜の1公演…
ラ・フォル・ジュルネ金沢「熱狂の日」音楽祭2011 ~ウィーンのシューベルト~ LA FOLLE JOURNEE de KANAZAWA 2011 - Schubert a Vienne 第1日目(2011/5/2) the 1st day (2 May 2011) いよいよ本公演が始まりました。といっても、この日は暦で言えば休日で…
この日のOEK定期公演は、おなじみのベルリン・フィル元コンサートマスター・安永徹さんの弾き振りによる、3つの協奏曲とハイドン。安永さんらしい興味深いプログラムです。プレコンサートは、この4月からOEKに加わった3名の新入楽員さんが担当(終わりかけの…
東日本を襲った未曾有の大震災。仙台を本拠地とする仙台フィルハーモニー管弦楽団も、ホールの損壊などにより活動の休止を余儀なくされました。被災地でようやく室内楽などの活動を開始したとのことです。4年前の能登半島地震の際、石川県民は全国から物心両…
北陸3県縁故の若手有望音楽家がOEKと共演する北陸新人登竜門コンサート。もうすっかり毎年恒例といった感じですね。今年はピアノ部門ですので、舞台もいっそう華やかなものとなりました。 まずは大野真理子さんによるシューマン。これはカッコイイ楽曲ですよ…
この日のOEK定期公演は、金聖響さん指揮によるオール・メンデルスゾーン・プログラム! しかも「フィンガルの洞窟」、ヴァイオリン協奏曲、「イタリア」交響曲という超王道! 公演前にはホワイエにてプレコンサートがあり、OEKメンバーによるモーツァルトの…