かっきーの雑記(仮)

あちらこちらで興味が湧いたものをとりあえず書き留めておく用。

かほく市クリスマスコンサート2017(2017/12/23@西田幾多郎記念哲学館)

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毎年恒例のかほく市クリスマスコンサート。OEKの松井さん上島さん石黒さん大澤さんのカルテット(個人的に「大澤カルテット」と呼んでます)による、媚びないガチの室内楽演奏会です。しかも当日券1200円という安さ。というわけで毎年西田幾多郎記念哲学館まで足を運びます。

ステージ演奏前に円筒状のホワイエでプレコンサート。バッハが残響で昇天します。

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最初はベートーヴェン Op.18-6。終楽章の沈鬱なアダージョと明朗快活なロンドの対比がベートーヴェンならではという感じで凄まじい。2曲目モーツァルトはチェロが活躍。そして最後のラズモフスキー第3番。圧倒的な音圧、そしてやはり怒涛の終楽章はシビレます。アンコールにショスタコーヴィチ「黄金時代」よりおちょくったような「ポルカ」。今年も充実の演奏会でしめくくれました。

 

かほく市クリスマスコンサート2017

2017年12月23日(土・祝)14時開演

第1ヴァイオリン:松井直
第2ヴァイオリン:上島淳子
ヴィオラ:石黒靖典
チェロ:大澤明

ベートーヴェン弦楽四重奏曲 第6番 変ロ長調 Op. 18-6

モーツァルト弦楽四重奏曲 ニ長調 K.575「プロシア王」

ベートーヴェン弦楽四重奏曲 第9番 ハ長調 Op. 59-3「ラズモフスキー」第3番

(アンコール)
ショスタコーヴィチバレエ音楽「黄金時代」より「ポルカ