かっきーの雑記(仮)

あちらこちらで興味が湧いたものをとりあえず書き留めておく用。

2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

第2回昭和歌謡レコードを聴く会

昨年末、歌謡曲研究家のO氏邸で開催された「昭和歌謡レコードを聴く会」。続編を切に待ち焦がれておりましたところ、果たして先週金曜日の夜、待望の第2回が開催されました。 前回と同様、まずはO氏、友人K氏とともに昭和テイスト満載食堂で酒盛り。これでも…

禅 ZEN

中村勘太郎さん映画初主演、しかも曹洞宗開祖・道元の伝記的映画ということで期待して観に行ったのですが、何のことはない、当教団のPR映画でした。それ自体悪いわけではないし、そもそも道元の生涯については僕自身興味はあるのですが、映画作品としての出…

K-20〈TWENTY〉 怪人二十面相・伝

予想以上に惹きこまれた映画でした。もし第二次世界大戦が回避されていたら…という仮定の世界というのがまずおもしろい。1949年の日本は、工業社会が順調に発展する一方、華族制度が温存され、極端な格差社会になっているという設定。そこで義賊としての怪人…

【OEK定期253PH】オール・ベートーヴェン・ニューイヤーコンサート

OEK

今年のOEKニューイヤーコンサートはオール・ベートーヴェン・プログラム! 従来は他の多くのオーケストラと同様にウィンナ・ワルツを演奏しており、昨年は井上さんが指揮になって多少毛並みが変わったものの、やはりワルツやポルカ中心のプログラムでした。…

12人の怒れる男

名作との評判が高い「十二人の怒れる男」のリメイク。三谷幸喜氏がこれをモチーフとして舞台化した「12人の優しい日本人」の映画版なら観たことがあるのですが、実はオリジナルの「十二人の怒れる男」は未見です。ただ、三谷版のようすから、12人の陪審員た…

2008年に劇場で観た映画・私的総括

2008年に劇場で観た映画の総本数は邦画28本・洋画12本の計40本。昨年より邦画が2本増えて洋画が1本減り、合計では昨年より1本増でした。シネモンドもユナイテッドシネマも会員になって序盤は結構順調に行けてましたが、終盤に来て少し仕事が忙しくなったり体…

トウキョウソナタ

リストラされ失業したが言い出せない父、突然米軍の志願兵に行くと言い出す長男、ピアノを習いたいと主張できない次男、そして、そんな物も言えないバラバラな家族を何とかつなぎとめたいと思いつつ黙々と食事の支度をする母。家族の崩壊と再生をテーマとし…

宮廷画家ゴヤは見た

ゴヤの伝記的映画なのかなと思っていたのですが、そうではありませんでした。ゴヤはあくまで宮廷画家という観察者・目撃者としての立場で、主役ではありません。 といってもがっかりはしていませんよ。ゴヤは18世紀のスペインの革命の動乱において、ある2人…