【OEK定期251M】ジョアン&マイケル from U.S.A
郷愁を誘うドヴォルザークの東欧の響きに、意外に重厚なサラサーテ。ジョアン・ファレッタさんの指揮は明快で、マイケル・ルードヴィヒさんは端正なヴァイオリンを聞かせます。OEKは現代の作曲家カーニスの崇高な旋律を濁りなく響かせ、メンデルスゾーンではイタリアの気分を流麗かつ軽快に奏でてくれました。
…のですが、実はまだ、前日のO氏邸での音楽体験の興奮がさめやらぬまま。2階中央ブロック最前列という最高の座席でありながら、正直、前日のO氏邸の音の迫力のほうが数倍すごいと感じてしまいます。アンプラグドだからある意味仕方ないんですけど、本来は石川県立音楽堂の音響はかなり優秀なはずです。まあ、それだけO氏邸のオーディオが素晴らしかったということですね。
やはりこの日に限っては音響の感覚が大幅に麻痺していたのは間違いなく、その誤差を差し引けば、やはり今回の公演内容自体はじゅうぶん満足できるものだったといえましょう。
…のですが、実はまだ、前日のO氏邸での音楽体験の興奮がさめやらぬまま。2階中央ブロック最前列という最高の座席でありながら、正直、前日のO氏邸の音の迫力のほうが数倍すごいと感じてしまいます。アンプラグドだからある意味仕方ないんですけど、本来は石川県立音楽堂の音響はかなり優秀なはずです。まあ、それだけO氏邸のオーディオが素晴らしかったということですね。
やはりこの日に限っては音響の感覚が大幅に麻痺していたのは間違いなく、その誤差を差し引けば、やはり今回の公演内容自体はじゅうぶん満足できるものだったといえましょう。
オーケストラ・アンサンブル金沢
第251回定期公演マイスター・シリーズ
日時:2008年11月29日(土)15:00開演
会場:石川県立音楽堂コンサートホール
指揮:ジョアン・ファレッタ JoAnn Falletta
コンサート・マスター:アビゲイル・ヤング Abigail Young
■ドヴォルザーク A. Dvorak
チェコ組曲 ニ長調 作品39 B.93
Czech Suite in D major op.39 B.93
第1曲 プレリュード(パストラール) Prelude (pastorale)
第2曲 ポルカ Polka
第3曲 ソウセツカー(メヌエット) Sousedska (Menuett)
第4曲 ロマンス Romance
第5曲 フィナーレ(フリアント) Finale (Furiant)
■ドヴォルザーク A. Dvorak
ロマンス ヘ短調 作品11 B.39
Romance in F minor op.11 B.39
~独奏:マイケル・ルードヴィヒ Michael Ludwig
■サラサーテ P. Sarasate
ツィゴイネルワイゼン 作品20
Zigeunerweisen op.20
~独奏:マイケル・ルードヴィヒ Michael Ludwig
(アンコール)
■サラサーテ P. Sarasate
序奏とタランテラ 作品43
Introduction and Tarantella op.43
~独奏:マイケル・ルードヴィヒ Michael Ludwig
---休憩---
■カーニス(ケルニス) A. J. Kernis
ムジカ・チェレスティス(弦楽のための「天上の音楽」)
"Musica Celestis" for Strings
■メンデルスゾーン F. Mendelssohn-Bartholdy
交響曲 第4番 イ長調 作品90 「イタリア」
Symphony No.4 in A major op.90 "Italian"
第1楽章 アレグロ・ヴィヴァーチェ イ長調
1. Allegro vivace in A major
第2楽章 アンダンテ・コン・モート ニ短調
2. Andante con motoin D minor
第3楽章 コン・モート・モデラート イ長調
3. Con moto moderato in A major
第4楽章 サルタレロ:プレスト イ短調
4. Saltarello; Presto in A minor
(アンコール)
■J.S.バッハ J. S. Bach
管弦楽組曲 第3番 ニ長調 BWV 1068 より「アリア」
(G線上のアリア)
Orchestral Suite No.3 in D Major,BWV 1068: "Air"