ディズニーアニメの世界から現実のニューヨークに迷い込むという設定を思いついた時点で勝負あり。芋づる式に次から次にオモシロネタが思いつくでしょう。 エドワード王子のハイテンションがすばらしい！ （2008/03/20＠イオンシネマ金沢フォーラス） ★★★★

ちょー下品で、くだらなくって、すごいおもしろい！ 何も考えることは不要！ （2008/03/16＠シネモンド） ★★★★

大臣の職を解かれた男がすべてを失い地元に帰ります。再会した旧友たちとの他愛のない時間。酒とタバコと音楽と、特に目的もなく過ごす日々。こういうぐうたら生活に抵抗のないわたしからしても、作品自体は総じてやや退屈ではあります。でも、その退屈を楽…

ガチ☆ボーイはガチ！これはいい！ わたしが映画で面白いと思う要素が全部詰まっています！ 予告編でのネタバレ感は否めませんが、それでもしっかり湧き上がるカタルシス。脇役さんのキャラ設定も行き届いていて、その設定がのちのちちゃんと活かされています…

ナチスから贋札製造に従事させられるユダヤ人たち。逆らったら死が待つのみ。しかし贋札が流通するとナチスを利することになり同胞は更なる苦境に陥る…この究極の選択におけるそれぞれの苦悩がみものです。敢然と拒むことはたしかに正義でしょう。しかしまず…

刑務所のピアノ教師の女性が天才的な才能を持つ女囚を見いだし、ともにコンテストをめざす物語。とはいえ、単なる音楽映画でも成功物語でもありません。このふたりはちょっとややこしいのです。しかもドイツ映画です。やはりナチスの影もちらつきます。一筋…

血を見るのが苦手なわたしですが、心臓の手術シーンもあれだけ次々と出されますと、段々慣れてくるものです。思いのほか心臓というものがキレイに思えたということもあります。また、竹内結子さんが演じる田口医師は原作では男性だそうですが、わたし自身は…

さすが山田監督、さすが吉永小百合さんであります。見応えある作品でした。 父べえの教え子「山ちゃん」を演じた浅野忠信さんの好演が光りました。 吉永小百合さんの実年齢が気になったことがないと言ったら嘘になります。もっとも、子どもたちとの関係では…

途中まではよかったんですよ。由紀さおりさん率いるセレブ合唱団と、安田成美さんが指揮をつとめる庶民合唱団。両者の大晦日公演がダブルブッキングしてしまいました。観る側とすれば庶民派に肩入れするでしょう。でも、セレブも実は憎まれるような人たちじ…

東京とかでは昨秋に公開していた作品ですが、金沢ではようやく今週公開。三木聡監督×オダギリジョーさんに加え岩松了さん＋ふせえりさんときたら、時効警察ファンとしては見逃せません。 オダギリジョーさんと三浦友和さんによるわけあり東京散歩。小ネタが…

児童文学の映画化なんだそうですが、なるほど、この原作は子どもに読ませるといいと思われます。空想の世界に逃避していた少年が、孤高の少女と友情を結んでともに空想の世界を築いていきます。その空想の世界で起こった困難を克服して自信がついたのか、少…

劇団ひとりさんの原作は未読なのですが、よく練られたおはなしだと思いました。 陰日向に咲く劇団ひとり 幻冬舎 2006-01売り上げランキング : 79おすすめ平均 登場人物のつながりが絶妙劇団ひとりは100年にひとり、かも。文句なしの一冊Amazonで詳しく見る b…

遅ればせながら、2007年に劇場で観た映画の総括を。 総本数は邦画26本・洋画13本の計39本でした。だいたい月に3本のペース。去年と比べたら3倍くらい観ましたね。自分としては今までの人生の中でいちばん多いです。 で、無謀にもいっぱしに私的ベスト10とか…

黒澤オリジナルは未見ですが、それなりに楽しめました。 ただし、つくりがいかにもチープ。 織田裕二は意外にいける。 もっと時代劇をやればいいのに。 ★★★

…クライマックスで嗚咽しました。 卑怯だ～あそこは絶対泣く～！！ ★★★★★

たそがれましたね～。あまりにもたそがれすぎて、ラスト前のわりとよさそうなシーンで眠ってしまいました（汗）。まあ、それだけ心地よかったということで。 食事もおいしそうでした。特に朝食。メルシー体操の後でぜひあの朝食をいただきたいものです。 わ…

笑えるお話かと思ってましたが、そんな単純なものではありませんでした。 なにせ中谷美紀さんです。中谷さんといえば「不幸」です。客観的に圧倒的不幸な状況にありながらもささやかな幸せで最大級の喜びを感じてしまうのがまた幸薄さを強調します。死の淵で…

エロティック・キュイジーヌという新ジャンル。 エロい料理。 恋した人は自分の料理を愛してくれる。 料理人冥利に尽きるが、ホントは自分を愛してほしいのに。 おお、これはせつない。 娘役の子がすばらしい。 ★★★★ http://www.chubo.jp/

原作未読のため、意外な、でもすっと腑に落ちる展開にうなされました。 展開を読ませない脚本・演出もそうですが、内田有紀さんの演技がすばらしいせいでしょう。 ★★★★★

可もなく不可もなく。 落語が元ネタだそうです。 kyon2がかっこいい。 ★★★

好きな感じの映画です。 加瀬くん、りえちゃん。さすが。 「無法松の一生」を見たくなりました。 ★★★★

これはおもろい。 冒頭の「♪グッモーニン ボールチモー」から耳について離れません。 人種差別問題の風刺もありますが、日本人にはピンとこないかも。単にノーテンキに見るほうがいいし、それで充分。 あと、ジョントラボルタが衝撃的。 ★★★★★

実によろしい。見入ってしまいました。 幼少の猥雑な環境と、その中に見出した温もり。 場末な感じのパリのやさぐれ的な雰囲気。 つかんだ栄光とその裏の寂寥感。 あと主役の人、歌が超うまい。 ただ、現在と過去を行ったりきたりするのはいいのですが、その…

ピーターラビットの作者の物語。 イギリスの田園風景がなごみます。 ★★★★

設定がおもしろい。 作り手は楽しんで作れたのだろうなあと想像します。 そういう意味での幸福感あり。 だけど、少しグロい。 グロいの苦手。ごめんね～ ★★★

テレビの続編としたら面白いですけど、それほどでもない。 宣伝で煽りすぎると、ハードルが高くなります。 それにしても、さすがに珍しく混雑していました。 珍しく隣に人がいます。 その女の人が泣いています…どこで泣けるのでしょうか？ ★★★

わたしはかなりの洋画音痴です。さすがにブラッド・ピットは知ってますが、ジョージ・クルーニーはビミョウです。ヤンキースのジョニーデイモンならわかりますが、マットデイモンはあやしいです。あとの出演者は知りません。ええ、そんなレベルですよ、わた…

これは実によいです。 島根の田舎に暮らす中2の「そよちゃん」の成長物語。小中学生あわせて6名の学校に「大沢くん」という同い年の男の子が転校してきました。田舎を馬鹿にする彼の言動に反発しながらも、そよはなんとなく彼のことが気になってしまいます。…

家の中はあまりにも暑い。涼を求めて映画館にでも行こう。メンズデーで1000円だし。でも、お盆の映画って、わたしにとってはたいがい面白くないのですよ。しばし迷ってしまいます。 で、結局、テレビシリーズを観ていた「西遊記」を。まあ、これなら何も考え…

なぜか最近、石川県がちょくちょく映画に出てきます。「舞妓Haaaan!!!」では、京都の花街・夢川町の場面は金沢市主計町で撮影されました。「憑神」に登場する上野寛永寺の五重塔は、実は石川県羽咋市にある妙成寺の五重塔でした。「腑抜けども、悲しみの愛を…