かっきーの雑記(仮)

あちらこちらで興味が湧いたものをとりあえず書き留めておく用。

電子書籍の未来は暗い

電子書籍は、なぜ飛躍できないのか~立花隆氏講演
ITmediaモバイル 2004/11/09

電子書籍ビジネスコンソーシアムの講演にて。
ΣBookにしても、LIBRIeにしても、期待されたほどは売れていない」。
(略)
「価格、読みやすさ、スピード(動作の反応速度)いずれも問題がある。デザインも、もうひとつという感じ。持っていて得意になるほどではない」

たしかに写真を見る限りでは魅力を感じない。というか、持ってる人を見たことがない(苦笑)。
 立花氏はほかにも、法律や医学の膨大な専門書を電子書籍に落とし込めれば、5万円、10万円のコンテンツはすぐに作れると話す。

 「六法全書だけなら、(手のひらを広げて)せいぜいこのくらいの厚さ。だが判例集となると、ちょっとした法律事務所に行けば壁にずらーっと並んでいる。それが彼らの活動に直結して必要なわけだ。米国では既に、これらをどんどん電子化している」。この種の電子書籍には、本当の専門家なら数十万、百万円といったお金を支払うはずだという。

これは一見そうかもしれない。が、こういうのは普通にCDとかの方が使い勝手が良いのでは。テキストデータベースで検索できてこそ電子化の意味が出てくるので。
 立花氏は講演の終盤で、自分ならどんな電子書籍がほしいか――を披露する。

 その答えは「平凡社百科事典、ブリタニカ、OED・研究社の辞典、大日本国語辞典、諸橋漢和辞典、大修館シソーラス六法全書、理科年表、矢野恒太記念会三大シリーズ、吉川弘文館……これらが全部入った究極の携帯電子書斎」。

う~む、これをポータブルにする意味があるのだろうか?大概はネットで調べれば無料で済んでしまう(吉川弘文館ってのはちょっと魅力的だが)。

電子書籍の未来は暗い。。。