かっきーの雑記(仮)

あちらこちらで興味が湧いたものをとりあえず書き留めておく用。

重力ピエロ

ミステリー仕立てで進みながら、因果な家族の絆を描いた良作。実はそうとう重い事件でしたけど、なかなかしみじみとしていい作品でした。ただし、展開がわりと安易だったり、つくりとしては少々雑なような。いろんなものを端折ったぶん、たぶん原作(未読)のほうがもっと面白いような気がします。

あと、この映画は役者さんがすばらしい。加瀬亮さん、小日向文世さん、渡部篤郎さん、鈴木京香さん。いずれもイイ! 特に、ハル役の岡田将生くんが最高です。天然コケッコーで注目された彼ですが、今回もまた奇跡的なハンサムボーイでありながらいろんな面を持ち合わせる役を演じます。「ホノカアボーイ」を見逃したことが悔やまれる~。

(2009/06/13@ユナイテッド・シネマ金沢)

★★★★