ハッピーフライト
僕はめったに飛行機は乗りません。海外旅行は20年前にいちど行ったきりです。国内線に乗るのも3年に1回あるかないか。東京出張のときはだいたい電車です。空港までの往復を考えると時間的にあまり変わりませんし、そのわりに料金は半分くらいで済みます。搭乗手続きとかでこまめに移動するより、どっかりと座席に座って本でも読んでいたいし、あと、この映画に出てくるようなトイレに立てこもる人ほどではありませんが、離着陸のときはやはり少しドキドキします。何か落ち着かない感じで、できれば避けたいと思います。そんな「飛行機あまり好きでない派」の僕が、飛行機の映画を観てきました。
お話としてはとても面白かったです。パイロットやCAのほか、グランドスタッフ、整備士、管制官、オペレーションコントロールセンターのスタッフ、バードパトロールといったさまざまなスタッフの知られざる働きが端的に、しかし丁寧に描かれています。そしてそれらが巧みにひとつの物語にまとまっていったのには感心しました。さすが「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」の矢口監督です。
もっとも、面白かったからといって、飛行機(ANA)に乗ろう!とは特に思わないです。それよりも、パニック映画的な展開とリアルな内情が同居することによって、いくらコメディタッチな仕上がりだといっても、何やら危ういところで運行されているのだなあと印象が強く残ります。「飛行機あまり好きでない派」の人間にとってもは、むしろ不安が増したような気もします。
★★★
(2008/11/23@ユナイテッドシネマ金沢)
お話としてはとても面白かったです。パイロットやCAのほか、グランドスタッフ、整備士、管制官、オペレーションコントロールセンターのスタッフ、バードパトロールといったさまざまなスタッフの知られざる働きが端的に、しかし丁寧に描かれています。そしてそれらが巧みにひとつの物語にまとまっていったのには感心しました。さすが「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」の矢口監督です。
もっとも、面白かったからといって、飛行機(ANA)に乗ろう!とは特に思わないです。それよりも、パニック映画的な展開とリアルな内情が同居することによって、いくらコメディタッチな仕上がりだといっても、何やら危ういところで運行されているのだなあと印象が強く残ります。「飛行機あまり好きでない派」の人間にとってもは、むしろ不安が増したような気もします。
★★★
(2008/11/23@ユナイテッドシネマ金沢)