日本シリーズ第7戦：西武7-2中日

西武12年ぶりの日本一
スポニチアネックス 2004/10/25

試合終了後、即、チャンネルを替えた。敵の喜ぶ姿など見たくない。落合監督、試合回顧を拒否（日刊スポーツ 2004/10/26）という気持ちがよく分かる。とはいえ、公式コメントは発表されている。

　▼中日・落合監督　負けて悔しくない人は一人もいない。最後の約束を果たせずに残念。それはこっちの責任。誰も責められない。勝負どころを７試合通して見誤った。2005年に宿題を残した。このチームはもっとたくましく強くなる。

相変わらず全ての責任を自らが背負い、来季への明るい希望を語る。最後まで落合監督らしい発言だ。でも、人間ができていない私は、そこまで割り切ることはできない。

これまでもドラゴンズが日本一を逃したシリーズを幾つか見ているが、こんなにも悔しいのは初めてだ。82年も88年も99年も、残念ではあったが、それでも相手チームの歓喜の様子をテレビでぼんやりと見ていた。だが今回は、スポーツニュースも新聞も目にしたくない。落合監督のコメントだけを知りたくてネットを確認したが、それ以外は振り返りたくない。なぜだろう・・・？　この1年が幻であったかのような気がして、まったく釈然としない。