かっきーの雑記(仮)

あちらこちらで興味が湧いたものをとりあえず書き留めておく用。

「大荒れ!」ナインティナインのオールナイトニッポン(2009/08/06)

天気も芸能界もなにかと大荒れですが、ナイナイANN15周年記念本「ナインティナインのオールナイトニッ本」は着々と準備が進んでいます。この日は雑誌AERAさんがスタジオへ取材に訪れたり、表紙があがってきていたり。順調です。


そんな中、「てぃだかんかん」クランクアップもつかの間、先日の日曜日に次の映画の撮影に臨んだ岡村さん。「710」はじまりで大谷・大森両マネージャーをクルマに乗せて現場へ。車中、大森さんは熟睡。すっとカーステレオのボリュームを下げる岡村さんの優しさ。終わりは「2800」(翌日午前4時)で、そのまま月曜昼は「いいとも」出演。

あらためてこのハードスケジュールを振り返り、岡村さんは断固夏休みを要求します。「加藤浩次も、国分太一も、忙しいのに1週間休みをもらっている」「石垣島で潜りたい! 2泊3日だと厳しい。せめて4日ほしい!」と。ここはひとつ、以前仁鶴師匠のスケジュールを仕切っていた大谷さんのマネージメントに期待したいところですが…どうもうまくいかない感じ。

そうすると岡村さんはだんだん機嫌を損ねてきます。「パズルが苦手なのかね?」「これだけ忙しいと、僕がぷん!って飛んでしまうとは考えないのかね? そういう危機意識がないのかね?」「毎回毎回クルマの運転をしてくれると思っているのね?」と半ば脅しにかかります。最後のはちょっと違いますが。

あるいは、つるの剛士さんが来年1月から2ヶ月間育児休暇をとることを引き合いに出して「なにも何ヶ月も休みをくれと言っているのではないんです。たった4日でいいんです」とか、映画で共演した原田美枝子さんから「映画だけに没頭できればいいのにね」と言われたことを思い出し、リフレッシュは必要と力説します。さてさて、どうなりますことやら。


先日、TBSで「カーズ」というゲームバラエティ特番を収録したときの話。ナイナイさんの楽屋に訪ねてきたのは、元ハガキ職人の「炎太」さんでした。なんと、この特番の作家となっていたのです。礼儀正しく見た目もしゅっとしていて、かなりいい青年だったもよう。

それにくらべて当ANNの作家「メルヘンうんこ(以下、メルヘン)」と「顔面凶器(以下、顔面)」は…と、ブースの向こうにいる2人の元ハガキ職人に矛先が向けられます。岡村さんは、ともに常時キャップをかぶっている2人に対し、ゲストに失礼だから「とりあえずダブルキャップをやめろ」と命じます。メルヘンは「せめてハットにしろ」「またはバンダナを巻け」との指令に渋々従うことにしましたが、顔面はかたくなにキャップを脱ぎません。実は岡村さんは以前一度だけ顔面がキャップを取ったところを見たことがあるのですが、そのときの印象によれば、どうやら顔面は「禿げかけている」ようなのです!

そんな顔面にリスナーからメールが続々と届きます。「禿げているなら蒸れるからキャップはとったほうがいい」という忠告から「禿げてたっていいじゃないか」との励ましも。いずれにしても、リスナーはすでに「顔面は禿げている」という前提でメールを送ってきています。このままでは、誰も見ていないのに「顔面=ハゲ」が既成事実になってしまいますよ。

岡村さんは顔面に向かって説得を続けます。「とりあえず来週キャップをとって来い。ちらちら見てしまうかもしれないけれども、まあそれはええやん」「このままだとホラーや。でも今ならファンタジーや」「禿げかけているからといって、番組から降ろせなどと言うはずがない」。しかしあの手この手の説得にも顔面は首を縦に振りません。やがて岡村さんは「ANN本で特集するぞ!」と怒り出します。顔も知られていない顔面が「勝手に禿げた」ということだけで長いこと話したと憤る岡村さん。「顔面、俺らを解放してくれ!」と岡村さんは懇願しますが、カンベンしてくださいという目をしているのは顔面の方なのでした。

どりちんのコーナーに、さきほど紹介した元ハガキ職人「炎太」さんからお便りが。きちんとした丁寧なお礼のメールでした。それにひきかえ、顔面は…と、再び旗色が悪くなる顔面。とはいえ、自らもうっすら「禿げかけている」岡村さんは顔面の気持ちもわかります。本日のエンディング曲、和田アキ子さんの「悩み無用!」がかかる中、熱い説得は続きます。岡村さんの同級生、茨木西高サッカー部キャプテンの水川(りっさ)さんは、ヘビーリスナーなら知っている通り、当時の勇姿がウソのように現在はハゲています。でも、りっささんはみんなにいじられても逃げないのです。だから顔面も逃げるな!自分を否定するな!と熱く語りかける岡村さんなのでした。さあ、顔面さん、来週はどうされるのでしょうか??