かっきーの雑記(仮)

あちらこちらで興味が湧いたものをとりあえず書き留めておく用。

岩城氏×OEK@石川県立音楽堂

オーケストラ・アンサンブル金沢 第198回定期公演
石川県立音楽堂コンサートホール
指揮:岩城宏之

武満徹 地平線のドーリア

17人の弦楽奏者がある種無機質な、しかし技巧をこらした旋律を重ねあう。
いわゆる現代音楽というやつだろうか。正直、あまりピンとこない。
映画とかの心理描写に使われそうだなあと思っていたら、
プログラムによればやはり自身の作曲した映画音楽が素材だったらしい。

ドヴォルザーク チェロ協奏曲 ロ短調 作品104
 (チェロ:堤剛

恥ずかしながら初めて聴いたのだけど、素晴らしい!
これ、すっごい好みだ。
堤さんの唄うようなチェロさばき(というのか?)に感動。
OEKも堤さんに負けない情熱的な演奏でおおいに盛り上げた。
この曲、あらためてじっくり聴いてみたいぞ。

ブラームス 交響曲第3番 ヘ長調 作品90

今日の最大のお目当てはコレ!
ここ最近、カラヤン×ベルリンフィルブラームス交響曲集で、
3番を集中的に聴いていたのだ。
だが、今日のOEKの演奏はいい意味で随分印象が違った。
ゆったりと、壮大に。
安い3階席から身を乗り出して聞き惚れた。

アンコールはブラームスのワルツ。
穏やかで軽やかで、う~ん、幸福。。。

いやはや、やはり生演奏はよい!
私のオーディオ環境が劣悪なせいもあるが、
いくらベルリンフィルでもCDなんかより何倍もよい!

ただ・・・隣のオッサンには閉口した。
居眠りするのは構わないが、寝息がふがふがと耳障りで、
蹴っ飛ばしてやろうかと思った。

なお、ブラームスの3番はCDライブ録音がなされており、
今年発売予定とのこと。楽しみ!

岩城氏×OEKのブラームスは4番と2番が発売済み。
1番も今年出るらしい。

ブラームス:交響曲第4番
岩城宏之 オーケストラ・アンサンブル金沢

ブラームス:交響曲第2番
オーケストラ・アンサンブル金沢 岩城宏之 権代敦彦
B0007TFAM2