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かっきーの雑記(仮)

あちらこちらで興味が湧いたものをとりあえず書き留めておく用。

―月光浴 満月の旅― 石川賢治月光写真展 ~海の底から山の上まで。そして京都~ @ミュゼふくおかカメラ館(2010/09/23)

満月の光だけで撮影をする写真家、石川賢治さん。この方のことは寡聞にして知らなかったのですが、隣県高岡市福岡で作品展があると聞き、月光写真というものに興味をおぼえました。というわけで、作品展を開催している「ミュゼふくおかカメラ館」へ。

会場は、闇に浮かび上がる気高い青の世界でした。

京都・銀閣寺。向月台はまさに月の光に向かって立つ。
京都・龍安寺。月光に青白く照らされる石庭との対話はいかに。

サイパンの岸壁に寄せる波。長時間露光により、まるで山頂からのぞく雲海のよう。
南の島の海底。底に波紋。見上げるとおぼろげな月の光。
ハワイの火山は水蒸気に混じって煌々と。

広大なオーストラリア。不思議な自然は、月光の下でまた違った表情を見せる。
世界最大の砂の島、フレーザー島。砂丘の風紋、朽ちた木々。
原生林が枯れ、中に堆積した石灰層が搭状に林立するピナクルス
巨大な岩々が微妙なバランスで鎮座するデビルズ・マーブル
星空の下でなんとも不思議な光景。あまりにありえなくて、シュークリームかと見紛う(笑)。

ケニアの草原では、月の光に向かって立って眠るキリンたち。
ヒマラヤの山々を照らす月の光。

素敵な写真の数々…。もしかすると、静かに照らす月光こそ、そのものの本質を浮かび上がらせるのだと思わせるほどです。それにしても、月の光が青いのだということを本当に実感しました。しかも、サイパン、ハワイ、オーストラリア、ケニア、ヒマラヤ、京都…それぞれに青の表情が異なるのです。とても素晴らしい作品展でした。会期は11月7日まで。機会があればぜひ…!

―月光浴 満月の旅― 石川賢治月光写真展 
~海の底から山の上まで。そして京都~
http://www.camerakan.com/special/year2010/Ishikawa_Kenji/index.html

【会期】
 2010年9月4日(土)~2010年11月7日(日)

【開館時間】
 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
9/23・10/23は満月につき夜間延長 午後9時まで(入館は午後8時30分まで)

【休館日】
 月曜日(祝日の場合はその翌日)、11/4
 ※9/24は臨時開館

【入館料】
 一般600円/大・高校生300円/小・中学生100円
 ※20名以上の団体は2割引
 ※土・日・祝日高校生以下無料


なお、この日は会場にて、特別に高岡フィルハーモニー管弦楽団メンバーによる弦楽四重奏が披露されました(これがあったからこの日に行ったのです)。ハイドン弦楽四重奏曲「皇帝」。ドイツ国家になっていますね。耳馴染みがあり、しかも格調もあって、無料のミニコンサートにふさわしい選曲だと思いました(連れはもっとアグレッシブな選曲をすべきだと言ってましたが・笑)。

会場撮影を許可された方のブログを発見!素敵な空間でしたよ。
http://lappy.exblog.jp/11906682/

4096805718月光浴
新井 満 石川 賢治
小学館 1990-10

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4104358029地球月光浴
石川 賢治
新潮社 2001-05

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4104358037京都月光浴
石川 賢治
新潮社 2003-07

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4104358045天地水 月光浴
石川 賢治
新潮社 2006-07-22

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