かっきーの雑記(仮)

あちらこちらで興味が湧いたものをとりあえず書き留めておく用。

桜田門外ノ変

水戸藩薩摩藩の浪士が大老井伊直弼を暗殺した幕末の大事件「桜田門外の変」。実行部隊の指揮を執った関鉄之介を中心に、浪士たちのその後の不遇を描きます。

桜田門外の変」は幕末の一大事件ではありますが、時代を動かすような決定的な事態には至りませんでした。実はこれを機に薩摩藩が挙兵し京都を制圧、朝廷を幕府の手から守る手はずになっていたのですが、薩摩藩がこの企みから離脱、壮大な計画は頓挫しました。浪士たちは一転追われる身になり、次々と捕縛、処刑されていきます。

知られざる歴史の側面を描いたという意味では興味深い作品でした。もっとも、史実を淡々と綴っていくような展開で、ややもすると映画というより、歴史ドキュメントという印象も否めませんかね?

★★★

(2010/10/24@イオンシネマ金沢フォーラス)