かっきーの雑記(仮)

あちらこちらで興味が湧いたものをとりあえず書き留めておく用。

ゴールデンスランバー

首相暗殺犯に仕立て上げられた宅配ドライバーの青年が、捜査網をかいくぐって仙台の町を逃げ回るサスペンス作品。伊坂幸太郎原作&中村義洋監督といえば、昨年のマイ・ベスト邦画「フィッシュストーリー」もこの2人のコンビの作品でした。おおいに期待を膨らませて観に行ったところ、さすがハズレなし! 期待通りの出来のよさで、ばっちり楽しめました。

誰が味方で誰が敵なのか、疑心暗鬼になりがちな状況で、主人公を救うのは「信頼」。そして「習慣」。学生時代の回想もちゃんと意味があり、さまざまな伏線も綺麗に回収されています。見事です。機会があれば原作も読んでみたいですね。あと、同コンビによる「アヒルと鴨のコインロッカー」が未見なので、これも観てみたい。

ただ、ちゃんと作られていてひじょうにいいんですけどね…やはり「フィッシュストーリー」と比べると、どうしてもスケールが小さく感じられてしまうかな。まあ、あれは地球を救う話だからねえ。スケールが大きいのは当たり前か(笑)。それだけ「フィッシュストーリー」が素晴らしかったということで。。。

★★★★

(2010/02/01@イオンシネマ金沢フォーラス)

ゴールデンスランバーゴールデンスランバー

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