かっきーの雑記(仮)

あちらこちらで興味が湧いたものをとりあえず書き留めておく用。

祝!マサさん200勝!!

満員のナゴヤドームでのジャイアンツ戦、ドラゴンズが5-1でリードして迎えた9回表。マウンドに上がった山本昌投手=マサさんの目は既に赤くなっていました。スカパー!で観ているだけのわたしも、なぜか同様にぐっときています。昨年の日本一の瞬間は、前代未聞のパーフェクトリレーという展開もあいまって、なにか夢を見ているようで涙が滲む間もなく呆然としておりました。ですが今回のマサさんの200勝は、初回こそ失点があったものの、その後は磐石のピッチング。スピードガン表示よりずっと早く感じる切れの良いストレートがズバズバ決まります。わたしよりほんの少し年上のマサさんは、今中慎二野口茂樹川上憲伸という絶大な存在感を誇った近年のドラゴンズ大エースの次、2番手の存在だったかもしれません。でも、マサさんはたしかに長い間ドラゴンズ投手陣の大きな軸になっていたのです・・・と、そういうことをじっくり思い返せるほど、すでにすっかりウルウルくる心の準備はできております。

マサさんは着実にストライクを放り、アウトを積み重ねていきます。観客の盛り上がりもいよいよすごくなってきています。優勝を決めるイニングかと思わせるくらい、一球ごとのどよめきの大きさは尋常じゃありません。

そして、ついにその瞬間。ラミレス選手が高々と打ち上げた打球は、ライトを守る中村一生選手のグラブにすっぽりと収まりました。バンザイをするマサさんのもとに、立浪選手がいちはやく満面の笑みでベンチから猛ダッシュしてきます。谷繁選手が、井端選手が、ノリさんが、次々とマサさんに抱きついていきます。ベンチの選手たちも総出で胴上げが始まりました。中継ではこのときのマサさんの表情はわかりませんでしたが、日刊スポーツが感涙するマサさんの最高の表情を捉えていました。

しかし、プロ野球の長い歴史の中でも24人目というこの偉業。もっともっと大騒ぎされてもいいと思うのですが、この試合は地上波の全国中継がなかったそうで・・・。無念です。

それでもさすがに地元名古屋では東海テレビで中継があったとのこと。正規の放送時間内には収まらなかったものの、その後の「ドラゴンズTODAY」というミニ番組で、ちょうど最後の打者ラミレス選手がライトフライを打ち上げたところを中継できたようです。ところが、中村一生選手が捕球する寸前というものすごいタイミングで番組が終了。これはひどい。いや、逆にすごいかも。ある意味神懸り的な中継となった模様であります。

山本昌 200勝達成の瞬間?