かっきーの雑記(仮)

あちらこちらで興味が湧いたものをとりあえず書き留めておく用。

黄色い涙

嵐のメンバーがそれぞれ着実に活躍の場を広げるにつれ、わたしも彼らの個性を最近ようやく把握できるようになってきました。そうなると彼らのことが気に入ってきます。この映画自体については予備知識はまったくありません。永島慎二って誰?ってなもんです。単に嵐が全員出てるからという理由で観に行ってみました。まあ、とりたててオチもなく、ことさら感動することもなく、大笑いすることもありませんが、そのわりには意外によかったです。

夢だけはあるけど金はない若者たちがあーだこーだ言いながら共同生活するっていう設定は憧れる面がありますね。よせばいいのに小金が手に入ると決まって酒盛りになるのです。大声で夢を語っちゃうわけです。そしてお隣さんに怒られるわけですな。共同生活といってわたしが真っ先に連想するのは「哀愁の街に霧が降るのだ」ですが、この物語はそれより少し昔で、ビンボーの度合いは厳しく、登場人物はわりとマトモでした。

主演は二宮くんでした。やはりというべきか、さすがハリウッド俳優。歌手志望の青年役は相葉くんでしたが、唄がさしてお上手でない(汗)。大野くんの方が適役?とも思いましたけど、挫折する役だからそれでいいのか。意外なことにマツジュンはチョイ役。撮影当時ちょうど何か他の仕事と重なっていたのでしょうかね。でも、こういう純朴な役柄が似合っていたのも意外。櫻井くん、お尻を出してしまってますが、いいのでしょうか(笑)。

当時上映されていたであろう「南国土佐を後にして」が劇中で使用されていました。主役は小林旭。なんだこの二枚目っぷりは。ものすごくかっこいい。あと、興味深かったのはタバコ。ほとんどの人がすぱすぱ吸ってます。嵐はもちろんのこと、田畑智子だって吸っちゃいます。当時は嫌煙とかいう概念は皆無だったのだなあとあらためて思いました。実はわたし自身半月ほど前に二度目の成人を迎えたのを機にタバコをやめたのです。禁断症状もなく案外平気なのですが、あういうふうにおいしそうに吸うとちょっとぐらっと来ますな。いや、もう吸いませんけど。

ちなみに、座席の半分以上は埋まっていたと思いますが、わたし以外のお客さんは全員若い女性でした。男はわたし一人(しかもおっさん)。カップルの片割れさえも他に男性はおりませんでした。おそるべし嵐。

★★★

黄色い涙黄色い涙
永島 慎二

嵐 2007-2008 カレンダー 黄色い涙 ~より道のススメ~ 黄色い涙 オリジナル・サウンドトラック +act. 10 (2007)―visual movie magazine (10) C×D×G no ARASHI! Vol.2

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