NHK紅白歌合戦

琴欧州に絡んでいくという荒技を繰り出したグループ魂。琴欧州の想定外の反撃にもひるまずうまく切り返した破壊に感動し、個人的にはおおいに満足したが、一般視聴者にとっては彼らの存在自体がそもそも「キョトーン」だっただろう。

氣志團、ゴリエは期待どおり。意外にいちばんおいしかったのはWaTか。美川憲一の歌を初めていいと思った。こういうシャンソンをもっと唄っていったらいいのに。あと、天童よしみはやはりさすがだ。

司会陣は悲惨であった。ヤマコーが「やらかしちゃった」のはまあいい。ただ、ヤマコー、仲間っちともに歌手と絡む曲紹介が終始ぐだぐだ。台本が悪いんだろうな。とはいえ何といっても、みのがうざすぎる。たしかに台本は悪いのだが、それを無視して奴が喋る内容だってちっとも面白くない。むしろ輪をかけて酷い。酷すぎる。頼りにしていた山根アナもフォローしきれず期待外れ。やはり司会はふだんから歌番組を担当している局アナでいきましょうよ。