かっきーの雑記(仮)

あちらこちらで興味が湧いたものをとりあえず書き留めておく用。

第30回O先輩の昭和歌謡レコード鑑賞会(2017/11/4)

およそ7ヶ月ぶりの昭和歌謡レコード鑑賞会。今回のゲストはO先輩のご同僚の若いご夫妻で、昭和62年・63年生まれという昭和歌謡を直接には知らない世代。そんなご主人がレコードプレイヤーも持ってないのにディアゴスティーニビートルズLPコレクションを購入。それを聴くためにリーズナブルなレコードプレイヤーを入手したのをきっかけに、O先輩のオーディオに興味を持ったとのこと。で、せっかくレコードプレイヤーがあるのだからと中古レコード市(北陸音盤祭)に出向いてレコードを買い求め(そこで漁盤中のO先輩に遭遇したとのこと笑)、奥様ともども昭和歌謡に目覚めたそうです。

というわけで、若いゲストご夫妻に捧げるO先輩王道のプレイリストとなりました。

  

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ゲストご夫妻が小学生の頃にデビューした宇多田ヒカルからスタートし、すかさずその母・藤圭子のド昭和歌謡をどどーんと披露。まるでナイトクラブでバンドメンバーがそこにいるかのような臨場感溢れるこのシングル盤のクオリティにまずは驚愕いただいたはず。カトちゃんの桑田佳祐シリーズをはさみ、ゲスト奥様リクエストの「時をかける少女」から自然な流れで「セーラー服と機関銃」へと進み、当然のように原曲「夢の途中」に到達したため来生たかおシリーズとなりました。

その後キャッチー&パンチのあるアイドル歌謡を立て続けに聴き、ついにO先輩といえば本丸の「筒美京平先生」特集へ。「木綿のハンカチーフ」では松本隆の歌詞に涙する奥様の姿も。郷ひろみ「小さな体験」のジャケットを見て、スーパースター・ヒロミ・ゴーの勇姿しか知らないであろうゲストご夫妻はそのプリティ少年ぶりに目を丸くし、ならばとしばし「郷ひろみ」特集へ。「セクシー・ユー」から南佳孝の原曲「モンロー・ウォーク」へバトンタッチし、「スタンダード・ナンバー」から薬師丸ひろ子「メインテーマ」へと美しい流れが続きます。

ここでO先輩が「ケン田村」という知られざる名ミュージシャンを投入。大村雅朗の洗練されたサウンドと、その完成品をあえて自身の世界にすっかり染めた筒美京平ワールドの2つのアレンジを楽しみました。

そして昭和歌謡の到達点ともいうべき松田聖子が満を持して登場。特に「風立ちぬ」以前、ハスキーになる前ののスーパークリアボイスを中心に展開しました。

終盤はフォーク&ニューミュージックで締め。遠藤賢司はっぴいえんどのバックバンドを務めた曲で追悼し、桑田佳祐の最近のCD曲、上田正樹のブレイク前の珍曲、ローカルスター夢博士、そして竹内まりや松任谷由実、風、中島みゆき井上陽水の名曲を堪能したのでした。

 

なお、鑑賞会前の景気づけはいつものように「いろは食堂」でした。

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