かっきーの雑記(仮)

あちらこちらで興味が湧いたものをとりあえず書き留めておく用。

「真田丸」最終回。「新選組!」最終回が12年後に蘇った。

新選組!」(2004年)最終回「愛しき友よ」

近藤勇香取慎吾)が新政府軍に投降、江戸を去り北へ向かうことを決めた土方歳三山本耕史)は、出立を前に、長兄為次郎(栗塚旭)のもとを訪れる。

為次郎「歳三、よくここまで近藤さんを盛り立て、新選組を引っ張ってきたな」
歳三「しかし最後は土方家の名に泥を塗るようなことになってしまいました」
為次郎「馬鹿を言え。誠の旗の下、京の町でお前たちは時代と戦ったのだ。これほど痛快なことがあるか。お前たちは多摩の誇りだ…何が正しくて、何が間違っていたかなんてことは、百年後、二百年後の者たちが決めればいい

近藤勇の処分が斬首と決まり、その報せが幕臣勝海舟野田秀樹)と山岡鉄舟羽場裕一)のもとにも届いた。

山岡鉄舟「近藤も無念でしょう。せめて武士らしく切腹させてやりたかった」
勝海舟「武士らしくってなんだよ!…大事なのは、どう死んだかじゃねぇ。どう生きたかだ…あれは武士だよ、紛れもない。そして、最後のな」

真田丸」(2016年)最終回「(無題)」

大坂夏の陣。徳川軍との最終決戦を前に、真田信繁堺雅人)は高梨内記中原丈雄)に問いかける。

信繁「わたしは、わたしという男がこの世にいた証を何か残せたのか」
内記「人のまことの値打ちというものは己が決めるものではございません
信繁「誰が決める?」
内記「時でござる。戦国の世に義を貫き通し、徳川家康と渡り合った真田左衛門佐幸村は、日本一の兵として語り継がれるに違いありません」
信繁「どんな終わりを迎えても?」
内記「大事なのは、いかに生きたか…でございますゆえ

新選組!」(2004年)最終回「愛しき友よ」

宇都宮に戦いの場を移した旧幕府軍。いったん退こうと主張する桑名藩の部隊に向かって歳三が一喝する。

歳三「桑名藩はいつから腰抜けになったんだ! 戦はまだ終わった訳じゃない。宇都宮が駄目でも会津がある。会津が陥ちても蝦夷地がある! 先に死んでいった者たちのためにも、俺たちは最後の最後まで戦わねぇとならねぇんだ!!

真田丸」(2016年)最終回「(無題)」

家康本陣へ怒涛の突撃の末、ついに信繁は徳川家康内野聖陽)と対峙。戦で雌雄を決する世は終わったと言い放つ家康に、信繁が吠えた。

信繁「そのようなことは百も承知! されど、わたしはお前を討ち果たさねばならぬのだ! 我が父のため! 我が友のため! 先に死んでいった愛する者たちのために!