OEK
ラ・フォル・ジュルネ金沢「熱狂の日」音楽祭2010 ~ショパン,ジェネラシオン1810~ LA FOLLE JOURNEE de KANAZAWA 2010 - CHOPIN et la generation 1810 第1日目(2010/5/3) the 1st day (3 May 2010) 今年もいよいよラ・フォル・ジュルネ金沢の本公演が始…
今年もいよいよラ・フォル・ジュルネ金沢2010が開幕しました。今年のテーマはショパン。実のところ、OEKというウィーン古典派が得意な室内オケからクラシック好きになったぼくとしては、あまりなじみのない作曲家なのですが、せっかくのショパンイヤーですか…
夜桜を愛で、昭和歌謡に酔い、ライヴに狂った宴の後。ここらで少し落ち着いて、ゆっくりとぼくのフィールドに帰っていきましょう。気が付けばこの日はぼくの43回目の誕生日。といっても別に誰が祝ってくれるとか、特に何があるわけでもなく。孤独こそが所詮…
今回の定期公演は、ソプラノ歌手の佐藤しのぶさんを招いて、プッチーニ「蝶々夫人」のハイライトが演じられます。指揮は現田茂夫さん。佐藤しのぶさんとご夫婦だったのですね。初めて知りました。 「蝶々夫人」のほかには、前半はプッチーニの管弦楽曲と、イ…
21世紀美術館で開催されている展覧会「オラファー・エリアソン - あなたが出会うとき」はこの日が最終日。いままでの会期中に一度しか行けなかったのですが、最終日に滑り込みで再訪できました。 ■一色の部屋 Room for one colour いちばんのお気に入り。部…
今回の定期公演は、井上監督が振る協奏曲5連発!しかも時代がバロック・古典もしくは現代という、極端な組み合わせのおもしろいプログラムです(お客さんの入りはイマイチでしたが…)。 まずはヘンデルの合奏協奏曲。OEKよりヤングさん、江原さん、大澤さん…
学生オケとOEKの合同公演は初めて来ました。先日OEK定期公演でもタクトを振ったクリストプーロスさんが今回も指揮を務めます。 前半はまず学生オケだけで「フィンランディア」が演奏された後、OEKによるプロコフィエフ「古典的交響曲」。この曲はOEKはわりあ…
※長らくブログ更新が滞っておりました。メモ程度の(ツイッター的な)下書きなら毎回書いていたのですけど、きちんとした文章に仕上げないといけないと思いすぎて、ブログ記事としてアップするのを躊躇していました。でもまあ、ぼくの書く「きちんとした」も…
OEK室内楽シリーズ「もっとカンタービレ♪」第18回は南米音楽特集。OEK第1ヴァイオリン原田智子さんが最初の挨拶から数多く出演します。情熱的なイメージのある南米音楽というのは、理知的なイメージのある原田さんからは少々想像つきにくい気もしますが、意…
今年はショパン生誕200年。ラ・フォル・ジュルネ金沢2010のテーマもショパンです。ということで今回は、ラ・フォル・ジュルネ金沢の関連イベントのひとつとして、木村かをりさんを迎えてショパンとラヴェルの室内楽コンサートが開かれました。共演はOEKコン…
この日の定期公演はバッハのロ短調ミサ。OEKは2005年にマタイ受難曲、2007年にヨハネ受難曲を定期公演でとりあげてきましたが、今回はそれに続くバッハ宗教曲の大作です。僕自身はヨハネ受難曲公演を聴きに行ったのですが、その際はところどころ眠りに落ちて…
2010年最初のOEK公演は井上マエストロによるニューイヤー・コンサート! 井上さんが音楽監督に就任してからは、3年連続でマエストロご自身が指揮棒を振ります。2008年は森麻季さんを招いてウィンナ・ワルツを中心に演奏しつつ、弦セレや武満のワルツ、一柳慧…
OEKファンタジーシリーズ公演。このシリーズに関しては僕は定期会員ではないのですが、他シリーズ定期会員の特典(?)でこの日の公演の招待券が手に入りました。折しもこの日当地では冬の訪れを告げる雷「鰤起こし」が鳴る悪天候でしたが、せっかくの機会で…
今年生誕200年を迎えたメンデルスゾーン。ドイツ・ライプツィヒのゲヴァントハウス管弦楽団で指揮者としても活躍していましたが、そのゲヴァントハウス管弦楽団で30年近く楽長を務め、現在は桂冠指揮者として君臨する巨匠クルト・マズアを金沢に招き、記念イ…
金聖響さんがOEKとのコンビでCD録音を進めてきたベートーヴェンの交響曲シリーズ。今回の公演で、ついに全9曲の録音が完了します。最後を飾るのは大曲・第9番交響曲。滅多に第九を演奏しないOEKにとっても、年末の第九というのは貴重な機会なのです。 その前…
OEK楽団員セルフプロデュースによる室内楽演奏会。今回は先月OEKが敢行したヨーロッパツアーの報告会を兼ねて、訪問先にちなんだ楽曲が演奏されました。 1曲目はモーツァルト。ツアー3公演目のオーストリア・ウィーンにちなんだ選曲です。フルートの岡本さん…
今回の定期公演はマーラーです! 室内オケであるOEKの通常編成ではマーラーなど到底ムリなのですが、新日本フィル(NJP)との合同演奏という形で実現の運びとなりました。立役者はもちろん井上マエストロ。マーラーの指揮で名声を得た井上さんが、過去音楽監…
この日のOEK定期公演は「中村紘子デビュー50周年記念演奏会」と銘打たれています。いずれもベートーヴェンで前半はピアノ・ソナタ2曲、後半はピアノ協奏曲というプログラム。OEKは後半しか出演しません。なのでOEKの公演というより、ほとんど中村紘子さんの…
この日のOEK定期公演のメインはモツレク。今年のラ・フォル・ジュルネ金沢2009での渾身の演奏が記憶に新しいところです。あのときのラ・フォル・ジュルネ金沢合唱団の気迫は凄まじく、心を激しく揺すぶられました。指揮ロルフ・ベックさんとシュレスヴィヒ=…
フィルハーモニーシリーズに続いてマイスターシリーズも新シーズンが開幕。井上道義マエストロによるモーツァルト・プログラムで華々しくスタートします。その前にまずはロビーコンサート。コンミスのアビゲイル・ヤングさん率いる弦楽四重奏が、おなじみの…
OEK楽団員が自らプロデュースする室内楽シリーズ「もっとカンタービレ♪」。今回は井上道義OEK音楽監督をゲストに招き、シェーンベルクの「月に憑かれたピエロ」が演奏されます。個人的にはふだんあまり聴かない作曲家の作品ですが、出演者欄にパントマイムと…
この日からOEK定期公演の2009-2010シーズンが開幕します。昨年と同様、シーズン最初の定期公演は、岩城宏之音楽賞受賞者による協奏曲と、OEK委嘱作品の世界初演がプログラムに盛り込まれた「岩城宏之メモリアルコンサート」から始まります。指揮はもちろん井…
石川県で毎年8月に開催されている「いしかわミュージックアカデミー(IMA)」。国内外の一流音楽家を講師に招いて、プロを目指す若手音楽家へのレッスンがおこなわれます。今年ではや12回目となりますが、今年のコンサートは特に豪華版! ともにIMA出身者で…
OEK楽団員のオールプロデュースによる室内楽シリーズ「もっとカンタービレ」。毎回興味を引かれるのですが、公演日がOEK定期公演に近く、連日で早帰りするのがはばかれたため、今まで聴きに来たことはありませんでした。ところが今回の企画は、先日の定期公…
今シーズン最後の定期公演は、このたびベルリン・フィルハーモニーのコンサートマスターを退任した安永徹による弾き振り。夫人の市野あゆみさんと共にOEKの定期公演に2年ぶりに登場です。前日の昭和歌謡レコード鑑賞会からほぼ半日後、二日酔いから醒めた土…
「カルメン」「ラ・ボエーム」に続くOEK企画による金沢歌劇座オペラシリーズ第3弾。今回は東京芸術劇場&読売日本交響楽団との合同制作ということで、前2回よりスケールは大きくなっています。トゥーランドット姫と王子カラフは海外からソリストを招聘、指揮…
いまぼくの仕事は年に1度のピークなのですが、せっかくのOEK公演は何としても聴きたいものです。どうにか都合をつけて(他の人にまるまる託して)音楽堂に駆けつけました。プレコンサートも少し遅れましたが聴けました。第1ヴァイオリン奏者の原田智子さんが…
この日の定期公演は、金聖響さんの指揮によるオール・ベートーヴェン。聖響さんは2003年からOEKとのコンビで、ベートーヴェンの2、3、5、6、7番の交響曲を録音しています。一昨年、ブラームスの4つの交響曲を録音するため(これもOEK)全集録音は中断してい…
今回の定期公演は広上淳一さんが登場。広上さんは岩城前音楽監督の逝去直後の定期公演(2006年6月)に出演されていますが、ぼくはそのときは予定が合わず行けませんでした。なので個人的には初・広上マエストロであります。 果たして、広上さんは実に個性的…
ラ・フォル・ジュルネ金沢「熱狂の日」音楽祭2009 ~モーツァルトと仲間たち~ LA FOLLE JOURNEE de KANAZAWA 2009 - MOZART et ses amis 第3日目(最終日) the 3rd (last) day さあいよいよ最終日となってしまいました。本日は午後から参戦。当初は母とと…