クラシック音楽
石川県学生オケとOEKの合同公演です。聴きに来たのは昨年に続き2回目。指揮は山下一史さん。 1曲目は「カルメン」第1組曲。1ヶ月前の金大フィル定期公演では第2組曲がちょっと残念な感じでしたが、今回はうって変わって管楽器がキビキビと気持ちいい演奏。……
ヴァイオリンの名器、ストラディバリウスとグァルネリ・デル・ジェスには、ともに1736年製作の「ムンツ」と呼ばれるヴァイオリンがあります。いずれもイギリスの収集家ミンツ氏が所有していたことからそう呼ばれるようになったとのことですが、今回、その両…
金大OBでありながら、学生時代も含めて金大フィルは聴いたことがありません。そもそもクラシックを聴くようになったのがここ数年のことなので、学生オケを聴く機会がなかったのです。昨年の石川県学生オケとOEKの合同公演が初めてですかねえ。単独オケとして…
2010年、映画は観た本数が減りましたが、クラシックコンサートに関しては、質・量ともにぐっと充実。ともに鑑賞体験を共有する仲間ができ、素晴らしいコンサートをたくさん楽しめました。以下、あくまで個人的な趣味ですけど、鑑賞したうちでベスト10を挙げ…
今年5月のラ・フォル・ジュルネ金沢2010でショパンの即興演奏を披露した小曽根真さんとアナ・マリア・ヨペックさん。このときは演奏にすっかり惹き込まれてしまい、おおいに満足したのですが、このコンビによるコンサートがふたたび金沢で行われると聞いて、…
引き続き、文化の日のイベントです。「アジア民族音楽フェスティバル」のハシゴはハオチェン・チャンさんのピアノリサイタルで打ち止め。ハオチェンさんの演奏はとっても素晴らしく、いつまでも余韻に浸っていたいところでしたが、音楽堂エントランスのアジ…
11月3日の文化の日、石川県立音楽堂で「アジア民族音楽フェスティバル」というイベントが開催されました。金沢駅コンコースでの無料ステージのほか、邦楽ホールと交流ホールで日本・韓国・中国・台湾のアーティストによるさまざまな有料ステージが披露されま…
今年の6月、石川県立音楽堂でクリストプロス指揮南西ドイツフィルと共演した庄司紗矢香さん。プロコフィエフの素晴らしいコンチェルトが記憶に新しいところですが、今度は富山県入善町で、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタのデュオ・リサイタルをおこな…
月例のJazz会ですが、最近JZ主宰がクラシックにハマってるということで、今回のテーマはずばり「クラシック」(笑)。JZ主宰に加え、今回は当会のクラシック師匠Camillaさんがプログラムの半分を受け持ちます。JZ主宰はジャズとクラシックのクロスオーヴァー…
先日の第1景(フェルディナント・ヒラー)から始まった金澤攝さんのピアノ独奏シリーズ「ピアノ・エチュード大観」。今夜取り上げる作曲家はショパンとタールベルクです(タールベルクって知らないなあ)。 というわけで、今夜も演奏がはじまったのですが…う…
歴史に埋もれた名曲の発掘・研究・紹介を生涯のテーマとして取り組む金沢在住の作曲家・ピアニスト、金澤攝(かなざわをさむ)さん。今月から「『ピアノ・エチュード大観』― 1830年代のエチュード史 ―」と題し、知られざるロマン派の作曲家によるピアノ・エ…
この日はじつはOEK定期公演がある日。井上音楽監督指揮のもと、メンデルスゾーンの弦楽合奏、ラヴェルのピアノ協奏曲、武満の地平線のドーリア、モーツァルト39番という、OEKの良さが最高に発揮できそうな今シーズン屈指の好プログラムです。ところが、この…
国内外の著名講師陣による若手音楽家の指導の場、いしかわミュージック・アカデミー(IMA)。今年も最終日はコンサートで閉幕です。過去のIMA卒業生で、現在各種コンテストで次々と優秀な成績を収めている若手演奏家を招いて、華やかなステージが繰り広げら…
先日の8月JAZZ会、テーマはサックスでした。Camillaさんのクラシックタイムはミヨーの「スカラムーシュ」2台ピアノ版。ただしこの曲には、別ヴァージョンとして「サクソフォンと管弦楽」版も存在し、そのサックス版から着想を得たからこその「スカラムーシュ…
月例のJAZZ会であります。いつものメンバーのうち、izmiさんは都合が悪く不参加。JZ主宰、Kトちゃん、AJさん、Camillaさん、ぼくの5名で楽しみました。今回のテーマはサックス。JZ主宰の選盤基準は以下の通りだそうです。 (1)娯楽,エンターテイメントである…
この時期、石川県立音楽堂では、国内外の著名講師陣を招いて、いしかわミュージックアカデミー(IMA)というプロを目指す若き演奏家のためのマスタークラスが開かれています。今回のOEK楽団員による「もっとカンタービレ」は、そのIMA講師陣とのジョイントコ…
この日は全席自由なので別に前売り券は買わなくてもいいやと思い、事前の準備はなし。というわけで当日、公演前に当日券売り場へ行きました。すると、チケットを買おうとしたまさにその瞬間、ぼくの横に知らないおばちゃんがすすっとやって来て「わたし一枚…
ぼくは金沢21世紀美術館友の会の会員なのですが、今回、友の会会員は500円で聴けるコンサートが開かれました。プログラムはヴァイオリンとピアノのデュオ曲で、サティ、ストラヴィンスキー、ラヴェル、シューマン、メシアン。古典派管弦楽曲からクラシック愛…
いま最も旬なピアニスト=辻井伸行さんが、ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール優勝後、初めてOEKと共演。しかも指揮は巨匠アシュケナージ! 今後金沢ではおそらく二度と実現しないであろうこの組み合わせ。これは絶対聞き逃すまいと発売初日に電話攻…
今回のOEK定期公演、管弦楽はOEKではなく、南西ドイツ・フィルハーモニー交響楽団。井上監督の意向なのか、OEKの労働事情の関係なのかよくわかりませんが、OEKの出ないOEK定期公演なんて、そんなことがあるのですね。ただ、南西ドイツフィルのエグゼクティブ…
OEK室内楽シリーズ「もっとカンタービレ♪」第21回は、OEK首席客演コンサートマスターのマイケル・ダウスさんを招いて、大編成の弦楽室内楽を。OEK弦楽サウンドのファンとしては絶対に外せない音楽会です。MCはおなじみの大澤さん♪ 1曲目はメンデルスゾーンの…
ロシア・ボリショイ交響楽団で清掃員として働くアンドレイは、実はこのオケの元有名指揮者。当時の非ユダヤ化政策に反抗の意を示したため、楽員たちとともにオケを追われていたのでした。ある日、パリの劇場から届いた公演依頼のFAXを見つけたアンドレイは、…
今回のOEK定期公演は、兵庫芸術文化センター管弦楽団(PAC)を招いての合同演奏会。ぼく個人はOEKの合同公演といえば、2006年11月、石川県立音楽堂5周年記念にて大阪センチュリー交響楽団を招いたショスタコーヴィチ「森の歌」、2008年6月、群響とのオールチ…
ラ・フォル・ジュルネ金沢「熱狂の日」音楽祭2010 ~ショパン,ジェネラシオン1810~ LA FOLLE JOURNEE de KANAZAWA 2010 - CHOPIN et la generation 1810 第3日目(2010/5/5) the 3rd day (5 May 2010)LFJ金沢もついに最終日。この日は午後から最後まで綱…
ラ・フォル・ジュルネ金沢「熱狂の日」音楽祭2010 ~ショパン,ジェネラシオン1810~ LA FOLLE JOURNEE de KANAZAWA 2010 - CHOPIN et la generation 1810 第2日目(2010/5/4) the 2nd day (4 May 2010)2日目は午後から参戦です。そして夕方まではひたすら…
ラ・フォル・ジュルネ金沢「熱狂の日」音楽祭2010 ~ショパン,ジェネラシオン1810~ LA FOLLE JOURNEE de KANAZAWA 2010 - CHOPIN et la generation 1810 第1日目(2010/5/3) the 1st day (3 May 2010) 今年もいよいよラ・フォル・ジュルネ金沢の本公演が始…
テレビ連続ドラマ、ドラマスペシャルを経て、「最終楽章 前編」が劇場公開されたのが昨年末。そしていよいよ今回の「最終楽章 後編」で「のだめカンタービレ」も完結編を迎えました。原作の残りの部分(そうとう多い)をどうやって2時間で収束させるのか気に…
今年もいよいよラ・フォル・ジュルネ金沢2010が開幕しました。今年のテーマはショパン。実のところ、OEKというウィーン古典派が得意な室内オケからクラシック好きになったぼくとしては、あまりなじみのない作曲家なのですが、せっかくのショパンイヤーですか…
佐藤しのぶさんのOEK定期公演が終わった後、夜はリュートの演奏会。題して「桜とリュートの夜」。 http://izumi.no-blog.jp/cosmos/2010/03/post_70c3.html 会場がまた素敵な場所。金沢市安江町にある花のアトリエ「こすもす」さんといいます。昭和初期に建…
学生オケとOEKの合同公演は初めて来ました。先日OEK定期公演でもタクトを振ったクリストプーロスさんが今回も指揮を務めます。 前半はまず学生オケだけで「フィンランディア」が演奏された後、OEKによるプロコフィエフ「古典的交響曲」。この曲はOEKはわりあ…