かっきーの雑記(仮)

あちらこちらで興味が湧いたものをとりあえず書き留めておく用。

テレビドラマのマルチユースの難しさ

テレビドラマのマルチユースの難しさ
ITmedia コラム 西正氏 2004/10/28

DVD化、ペイチャンネルへの販売、ブロードバンド配信など、テレビドラマのマルチユースを望むメディア事業者は多いが、なかなかその動きは活発化しない。で、出てくるのが、放送局はコンテンツを自社で抱え込んでケシカランとの「放送局悪玉論」。だが、放送局はそれらを抱え込んで得することなど何もなく、むしろ収入源が増えるマルチユーズを推進したいはず。厄介なのは、流通経路が多岐にわたることにより、不正使用への対策や、二次利用・三次利用に対する正当な対価設定など、ドラマ著作権者との折衝やら権利処理作業が想像以上にヤヤコシイことだという。これらの苦労をすべて放送局に押し付けるのは酷な話で、流通を希望する側のメディアも、自らの認知度を高め、安全性を保証する努力が必要だ、と。

ふむふむ、納得。