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かっきーの雑記(仮)

あちらこちらで興味が湧いたものをとりあえず書き留めておく用。

OEK「もっとカンタービレ♪」第24回 2010年 生誕・没後記念作曲家特集(2010/12/7)

OEK楽団員オールプロデュース「もっとカンタービレ」。今回は「2010年 生誕・没後記念作曲家特集」。生誕200年のショパンだけじゃないのです。年の瀬でなく、もっと早くやってくれればなお良かったけど。

まずは生誕100年のバーバーです。木管五重奏曲「サマーミュージック」。オーボエの加納さんによる事前解説のとおり、フルートとクラリネットはえらく忙しい(笑)。うん…でもぼくは好きですね。夏の森の光景が思い浮かび、木管アンサンブルの楽しさ(難しさ)が伝わってきました。

次は生誕200目年のショパン…なんですが、ちょっと変化球。OEKですので「別れの曲」を弦楽四重奏版のトランスクリプションで。これはまあ…ツカミですね(^^;) 続いて練習曲op.25-7。手始めに鶴見彩さんがピアノ原曲版で一節弾きます。しっとりと落ち着いた曲。で、まずはバラキエフ編曲の弦楽四重奏版にて演奏(バラキエフも没後100年でダブル記念!)。主旋律はチェロが担当します。続いてグラズノフ編曲のチェロ・ピアノデュオ版。聴き比べという趣向でしたが、後者の方が好みかな。やっぱりショパンはピアノのほうがしっくりきますね。ショパンコーナーの最後は「序奏と華麗なるポロネーズ」。これはいいですねえ。カンタさんの甘く響くチェロが最高でした。

後半は生誕300年のペルゴレージ。100年ずつ年代が遡っていきます。近代→ロマン派ときて、今度はバロック。解説はおなじみ大澤さんです…が、今日のトークはいつにもましてとっ散らかっていて、意味不明な箇所が多々ありました(苦笑)。要するに、今回演奏する「コンチェルティーノ・アルモニコ 第1番」はペルゴレージ作曲ということになっているが、じつはその真偽のほどは確かではないとのこと。それでも、いい曲だからとにかく聴いてくださいと(笑)。いや、たしかに曲は素敵でした。OEKメンバーの弦楽のアンサンブルもとっても綺麗。

大澤さんいわく、これだけではちょっと時間が短いということで、アンコールとしてコレッリのクリスマス協奏曲からパストラーレ。ゆったりと美しい時間が流れます。さらに、最後は楽しく、ただし短く(笑)終わりましょうということで、ヴィヴァルディ「ダリオの戴冠」よりシンフォニア。たしかに1分未満でスキッと終了。大澤さんはイタリア・バロックが好きなのですね。なるほどなるほど。ぼく自身も思えばバロックを聴くのもひさびさだなあと、しみじみとピュアな音楽の世界に浸っておりました。いい気分で締めくくり。

音楽堂1階エントランスには、クリスマスケーキをかたどったモニュメント♪
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オーケストラ・アンサンブル金沢楽団オールプロデュース!「もっとカンタービレ♪」
第24回 2010年 生誕・没後記念作曲家特集
Orchestra Ensemble Kanazawa "Motto Cantabile" Vol.24

日時:2010年12月7日(火)19:00開演 Tuesday, 7 December 2010 at 19:00
会場:石川県立音楽堂交流ホール Ishikawa Ongakudo Interchange Hall

■S.バーバー Samuel Barber (1910-1981)
 木管五重奏曲 「サマーミュージック」 作品31
 Quintett for Wood Wind "Summer Music" op.31

~フルート:岡本えり子/オーボエ加納律子クラリネット:遠藤文江/
 ファゴット:柳浦慎史/ホルン:金星眞

■F.ショパン Frederic Chopin (1810-1849)
 練習曲 ホ長調 作品10-3 「別れの曲」 《弦楽四重奏版》
 Etude in E major, op.10-3 - for String Quartet
■F.ショパン Frederic Chopin (1810-1849)/編曲:M.バラキエフ Arr: Mily Balakirev (1837-1910)
 練習曲 ニ短調 作品25-7 《弦楽四重奏版》
 Etude in D minor, op.25-7 - for String Quartet
■F.ショパン Frederic Chopin (1810-1849)/編曲:A.グラズノフ Arr: Alexander Glazunov (1865-1936)
 練習曲 ホ短調 作品25-7 《チェロ・ピアノデュオ版》
 Etude in E minor, op.25-7 - for Cello and Piano
■F.ショパン Frederic Chopin (1810-1849)/編曲:ローズ Arr: Rose
 序奏と華麗なるポロネーズ ハ長調 作品3 《チェロ・ピアノのための》
 Introduction and Polonaise Brillante in C major, op.3 - for Cello and Piano

~ヴァイオリンI:大村俊介/ヴァイオリンII:竹中のりこ/ヴィオラ:大隈容子/
 チェロ:ルドヴィート・カンタ/ピアノ:鶴見彩

--- 休憩 Intermission ---

■G.B.ペルゴレージ Giovanni Battista Pergolesi (1710-1736)
 コンチェルティーノ・アルモニコ 第1番
 Concertini armonici No.1

(アンコール Encore)
■A.コレッリ Arcangelo Corelli (1653-1713)
 合奏協奏曲集 作品6 第8番 ト短調 『クリスマス協奏曲』 パストラーレ
 Concerti Grosso op.6- No.8 in G minor, "Christmas Concerto" - Pastoral

■A. ヴィヴァルディ Antonio Lucio Vivaldi (1678-1741)
 歌劇「ダリオの戴冠」 RV719 より シンフォニア ハ長調
 L'incoronazione di Dario RV719 - Sinfonia in C major

~ヴァイオリンI:上島淳子/ヴァイオリンII:原三千代/
 ヴァイオリンIII:山野祐子/ヴァイオリンIV:イェジュ・イ/
 ヴィオラ:石黒靖典/チェロ:大澤明/コントラバス:今野淳/チェンバロ:加藤純子