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かっきーの雑記(仮)

あちらこちらで興味が湧いたものをとりあえず書き留めておく用。

Jazz会#10「ジョーをやっつけろ!」(2010/11/26)

月例のJazz会。今回のターゲットはずばりAJ=ジョーさんです。ロックとジャズが好きなジョーさんのために、JZ主宰はさすが彼のツボを心得た的確な選曲を、後半はCamillaさんジョーさんをメロメロにするクラシックを提案します。するとジョーさんは「ジャズ&クラシック会ですね。後半ねむねむ会だったりして。クラシックにそんな Walk on the wild side な曲があるなら聴きたいもんだ、ハハハ!」とCamillaさんを挑発。Camillaさんはかえって闘志を燃やし、綿密なプログラムを用意したもようです(笑)。

JZ主宰、Kプロデューサー、izumiさん、ジョーさん、Camillaさん、quackey。今回はひさびさにフルメンバーが集結しましたよ。JZ主宰手作りのお惣菜や各自の持ち込み料理を味わいながら音楽を楽しみます。

JZ主宰提供の大根寿司、白山堅豆腐、quackey持ち込みのビールと甘えび押寿司。先日のバースデーコスモスも。
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Camillaさんお手製のかぼちゃのグラタンに、Kプロデューサー持参「大友家」の激うまおでん。
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ほかにもizumiさんは山下ミツ商店の厚揚げネギはさみ焼きと、リンゴと柿の柚子風味、Kプロデューサーからはポテトサラダ、Camillaさんは手作りラタトゥイユジョーさんはバゲットにパテに焼酎「破壊王」、そして小樽「ルタオ」のドゥーブルフロマージュなど。豪華ですね!


【JZ主宰:疎なる音の隙間から透けて見える冬のはじまりを】
http://blog.goo.ne.jp/ken_jazz/e/63437b15c6d5a433664219961bbe6735

1.プロローグ:非欧米音楽でスタートはいつものことで
(1) Richard Bona:Toto Bona Lokua(2004,Universal Jazz)
(2) Jo���o Gilberto:Jo���o Gilberto (1973 )

2.弦楽器(ベース,ギター,バイオリン)を中心に
(1)David Friesen:The name of woman(2001, Intuition)
(2)Henri Texier: Mad Nomad (Label Bleu, 1995)
(3)Oregon: Crossing(1985, ECM)
(4)Ralph Towner: Time line (2006, ECM)
(5)Bill Frisell: Before We Were Born (1988, Electra)
(6)Bill Frisell(g) & Fred Hersch (p): Songs we know(1998, Electra)

3.唄もちょっとだけ
(1)Chet Baker: Diana (1985, Steeple Chase)
(2)Lina Nyberg: Brasilien (2001)

4.ソロピアノを中心に(最近しびれているモノを少々)
(1)Fred Hersch: Fred Hersch Plays Jobim(2009, Sunny Side)
(2)Keith Jarrettt: The Melody At Night, With You(1999, ECM)

5.エピローグ
Heinrich Neuhaus:Scriabin, Rachmaninov, Prokofiev, Shostakovich (1946-1958, Denon)
Scriabin:24 Preludes(24の前奏曲), Op. 11よりいくつか
Prokofiev: Visions Fugitives(束の間の幻想), Op. 22よりいくつか

JZ主宰は、ジョーさんと個人的にもよく一緒に音楽を聴いている中で、彼の嗜好を把握したようです。ジョーさんはギター・ベース好きではあるけれど、どうやら、音がぎっちり詰まった曲よりも、一音一音をきちんと聴かせる曲がお好みらしい。JZ主宰はそんなジョーさんのために「音と音の間」が印象的な曲を用意。無音にこそ音楽が潜むということでしょうか。うーむ、深い。

【Camillaさん:ジョーさんにささげる Walk on the wild side???】

■P.I.チャイコフスキー Pyotr Ilyich Tchaikovsky (1840-1893)
 ピアノ協奏曲 第1番 ロ短調 作品23 第1楽章・第3楽章
 Piano Concerto No.1 in B-flat minor, op.23 - 1st Mov./3rd Mov.
 ピアノ:アレクセイ・スルタノフ/指揮:マキシム・ショスタコーヴィチロンドン交響楽団
 Alexei Sultanov, Piano / Maxim Shostakovich, Conductor / London Symphony Orchestra
 
■P.I.チャイコフスキー Pyotr Ilyich Tchaikovsky (1840-1893)
 交響曲 第6番 ロ短調 作品74 「悲愴」 第4楽章
 Symphony No.6 in B minor, op.74, "Path���tique" - 4th Mov.
 指揮:エフゲニー・ムラヴィンスキーレニングラードフィルハーモニー交響楽団
 Yevgeny Mravinsky, Conductor / Leningrad Philharmonic Orchestra

■F.プーランク Francis Poulenc (1899-1963)
 フルートとピアノのためのソナタ 作品164
 Sonate pour fl���te et piano, op.164
 フルート:マチュー・ドュフール/ピアノ:エリック・ル・サージュ
 Mathieu Dufour, Flute / ���ric Le Sage, Piano

■M.ラヴェル Maurice Ravel (1875-1937)
 ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
 Sonate pour violon et piano
 ヴァイオリン:ダヴィッド・オイストラフ/ピアノ:フリーダ・バウアー
 David Oistrakh, Violin / Frieda Bauer, Piano

■M.ラヴェル Maurice Ravel (1875-1937)
 古典なるメヌエット Menuet antique
 水の戯れ Jeux D’Eau
 ピアノ:ジャン=フィリップ・コラール Jean-Philippe Collard, Piano

■M.ラヴェル Maurice Ravel (1875-1937)
 鏡 Miroirs
  1. 蛾 Noctuelles
  2. 悲しい鳥たち Oiseaux tristes
  3. 海原の小舟 Une barque sur l'ocean
  4. 道化師の朝の歌 Alborada del gracioso
 ピアノ:アンヌ・ケフェレック  Anne Queff���lec, Piano

■M.ラヴェル Maurice Ravel (1875-1937)
 スペイン狂詩曲 Rapsodie espagnole
  1. 夜への前奏曲 Pr���lude a la nuit
  2. マラゲーニャ Malague���a
  3. ハバネラ Habanera
  4. 祭り Feria
 ピアノ:ルイ・ローティ、エレーヌ・メルシエ
 Louis Lortie and Helene Mercier, Piano

■M.ラヴェル Maurice Ravel (1875-1937)
 ラ・ヴァルス(2台ピアノ版)
 La Valse - pour deux pianos
 ピアノ:マルタ・アルゲリッチ、ネルソン・フレイレ
 Martha Argerich and Nelson Freire, Piano

■D.ショスタコーヴィチ Dmitri Shostakovich (1906-1975)
 2台のピアノのためのコンチェルティーノ イ短調 作品94
 Concertino for 2 pianos in A minor, op.94
 ピアノ:ドミートリィ・ショスタコーヴィチ、マキシム・ショスタコーヴィチ
 Dmitri Shostakovich and Maxim Shostakovich, Piano

■M.ラヴェル Maurice Ravel (1875-1937)
 マ・メール・ロワ Ma M���re l'Oye
  1. 眠りの森の美女のパヴァーヌ Pavane de la belle au bois dormant
  2. 親指小僧 Petit Poucet
  3. パゴダの女王レドロネット Laideronette, Imp���ratrice des Pagodes
  5. 妖精の園 Le Jardin F���erique)

ジョーさんがCamillaさんの挑発に使った「Walk on the wild side」というのは、同性愛者やゲイの人の生活を唄った曲なんだそうです。そこから同性愛といえば…ということでまずは突然チャイコフスキー(笑)。あとはCamillaさんが大好きなラヴェルの、しかもとっておきの曲ばかりの連続攻撃が続きます。面白いのは、お手製プログラムが「あのねノート」仕立てになっていること。小学校低学年の児童が担任の先生に対して「せんせい、あのね」という書き出しで毎日書く日記のことだそうです。ぼくはその存在を知らなかったのですが、ぼくらより少し後の世代の人、あるいは地域によってはかなり一般的に採用されているようですね。プログラムのストーリーも面白く、つくりも凝っていてこの試みは素晴らしかった!

後日談として、翌日ジョーさんがクルマで今回のプログラムのCDを聴き始めたところ、朝の雲間が切れてスーっと明るくなったそうです。で、そのとき壮大に流れてたのがチャイコのピアコン。その神秘性ゆえかチャイコフスキーを見直したとのこと(伝聞)。チャイコフスキーはあくまでツカミのネタのつもりだったけど、気に入ってくれたのならまあいいや、と笑うCamillaさんでした。