読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

かっきーの雑記(仮)

あちらこちらで興味が湧いたものをとりあえず書き留めておく用。

なくもんか

水田伸生監督、宮藤官九郎脚本、阿部サダヲ主演という「舞妓 Haaaan!!!」トリオが再集結。前作は舞妓オタクの暴走が楽しいハイテンションコメディでしたが、今度は、幼くして生き別れた兄弟の再会を描く人情コメディです。下町商店街で名物のハムカツを揚げる兄(阿部サダヲさん)と、空気の読めない売れっ子漫才師の弟(瑛太さん)。期待通りおもしろかった!

兄のお人よし具合が、表層的なものでなくその奥底にあるものもしっかり感じられ、しかもそれがコメディとしてさらりと描かれているのが見事でした。それだけでなく、いま思えば、弟、妻、実父、義母、連れ子たち、弟の相方など、ご近所さんも含めて登場人物すべてが、単なる記号ではなく活き活きと描かれていました。そのことに思いいたり、あらためて感心しました。

ギャグのテイストもクドカンにしてはわりと穏当で、さほど好き嫌いが分かれるようなものでもないように思います。あ、いや、オチはちょっと好き嫌いも出るかも。そこがポイントなんだけどな~。★がインフレ気味なので乱発は控えますが、それでも心情的には★5つあげたい作品です。

★★★★

(2009/11/15@ユナイテッド・シネマ金沢)