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かっきーの雑記(仮)

あちらこちらで興味が湧いたものをとりあえず書き留めておく用。

夏時間の庭

パリ郊外の邸宅で、画家だった叔父の美術品を管理しながら暮らしていた女性が亡くなります。思い出の詰まった美しい邸宅と、莫大な財産をどうするか…。フランスに暮らす経済学者の長男、アメリカを拠点として器のデザインを手がける長女、技術者として一家で中国に赴任する次男。残された3人の子どもの思惑が交錯します。

といっても、遺産相続の骨肉の争い…!というようなドロドロした物語ではありません。多少衝突はしますが、3人の兄妹は基本的には仲良し。互いの立場をわかりあって、穏当な解決を探っていきます。まあそれだけにそれぞれ感慨深いものがあるわけですね。

ということで、しみじみと余韻の残る作品ではありますが、物語としてはさほどドラマチックな展開はないです。もっとも、パリ郊外の田舎家とか、プチセレブな家族の過ごし方とか、そういう日常的なフランスの雰囲気が興味深かったので飽きることはありませんでした。なお、観終わった後に知ったのですが、オルセー美術館全面協力とのこと。美術品の数々も見もののひとつですね。

(2009/08/27@シネモンド)

★★★