かっきーの雑記(仮)

あちらこちらで興味が湧いたものをとりあえず書き留めておく用。

【LFJK2008】5月4日:佳境!狂乱の本公演第2日目!

ラ・フォル・ジュルネ金沢「熱狂の日」音楽祭2008
ベートーヴェンと仲間たち~
2008年5月4日
本日からアートホールも会場に加わり、ハシゴ戦略はさらに複雑に!(苦笑)
それでも、ほぼ狙い通りに行けました。
以下、覚え書き。

【公演番号221】
日時:2008年5月4日(日・祝)12:00~
会場:石川県立音楽堂邦楽ホール[クロイツェル]
フルート:高木綾子
ピアノ:クレール・デゼール

ベートーヴェン
 フルートとピアノのためのセレナード ニ長調 Op.41

ベートーヴェン
 フルートとピアノのためのソナタ 変ロ長調(偽作)
1階最前列中央(笑)
もとフルート吹き(たった1年間ですが)としたらこの公演は外せません。
フルートの高木さんは、女優の貫地谷しほりさんがもうすこし大人になったらこうなるのでは、
というような美貌の持ち主。拝見するだけでもうっとり。
もちろん、演奏もうっとり。

【公演番号233】
日時:2008年5月4日(日・祝)15:00~
会場:金沢市アートホール[ラズモフスキー]
ピアノ:アブデル・ラーマン・エル=バシャ

ベートーヴェン
 ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調 Op.27-2「月光」

ベートーヴェン
 ピアノ・ソナタ 第21番 ハ長調 Op.53「ワルトシュタイン」
アートホールは道の向こうで6階でキャパも小さいのでハシゴ作戦には鬼門でしたが、
1度はチャレンジしたいと思い選んだのがコレ。
エル=バシャさんはぜひとも聴きたかったのです。
1時間半程度待ちましたが、やはりこの選択は大正解。
曇りのない骨太かつ端正なピアノに感動しました。
座席は前から4列目の中央。

【公演番号213】
日時:2008年5月4日(日・祝)16:30~
会場:石川県立音楽堂コンサートホール[ワルトシュタイン]
指揮:井上道義
管弦楽オーケストラ・アンサンブル金沢
コンサート・ミストレル:アビゲイル・ヤング

ベートーヴェン
 交響曲 第3番 変ホ長調 Op.55「英雄」
アートホールから地下道をダッシュ!
しかし音楽堂地下入口前で足がもつれ息が切れ失速。情けない。
当然長蛇の列で開演5分前まで待つ羽目になったものの3階後方中央の座席を確保。
ステージ上から補助席までびっしり、文字どおりの超満員。
井上マエストロが演奏前にひとことお礼のあいさつ。
まずはお客さんに。そして岩城さんにこそ、満席になったこの状況を見せたかったと。あと、OEK設立間もなく訪れた存続の危機のとき支援してくれた方々に。このLFJKでたくさんの協賛企業を集めてくれた前田の殿様(笑)に。もちろんOEKメンバーにも。そして、ベートーヴェンに感謝。こちらのほうまで感動してしまいます。
「英雄」。
ものすごい集中力で最高の演奏。
この公演は本日のハイライトか。

【公演番号224】
日時:2008年5月4日(日・祝)18:00~
会場:石川県立音楽堂邦楽ホール[クロイツェル]
室内楽:トリオ・ヴァンダラー
 ヴァイオリン:マルク・フィリップ=マルジャブディアン
 チェロ:ラファエル・ピドゥ
 ピアノ:ヴァンサン・コック

ベートーヴェン
 ピアノ三重奏曲 第5番 ニ長調「幽霊」 Op.70-1

シューベルト
 ピアノ三重奏曲 第2番 変ホ長調 D581
1階中段やや上手。
情感たっぷりに歌い上げるチェロの音色が印象的。

【公演番号214】
日時:2008年5月4日(日・祝)20:15~
会場:石川県立音楽堂コンサートホール[ワルトシュタイン]
指揮:井上道義
ヴァイオリン:庄司紗矢香
管弦楽オーケストラ・アンサンブル金沢
コンサート・ミストレル:アビゲイル・ヤング

ベートーヴェン
 ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61
ついに念願のステージ席をゲット!!
ステージ席最後列中央。
井上マエストロの指揮を真正面から見ることに!

で、本日のハイライトはこの公演でした!
繊細かつ流麗なOEKのアンサンブル。
井上さんの明瞭で強靱な意志がみなぎる指揮。
なんといっても、庄司さんの独奏の素晴らしいこと!
――崇高!
これを至近距離で目の当たりにしているのです。
ふわふわしています。夢見心地はこのことでしょうか。
ものすごい盛大な拍手、ブラボーの嵐。

熱狂の日、ステージ席、そして最高の演奏…
これらの要素が相まって、本日どころか、
今まで見たコンサートの中で最も興奮しています。