かっきーの雑記(仮)

あちらこちらで興味が湧いたものをとりあえず書き留めておく用。

【OEK定期231PH】村治佳織のアランフェス&ギュンター・ピヒラーのバルトーク

村治佳織さん…素晴らしかった!
哀愁漂う有名なアランフェス第2楽章やアルハンブラもよかったですし、初めて聴いたアンコール2曲目の「タンゴ・アン・スカイ」がすごくカッコよかった!
終演後、長蛇の列に並んでCDにサインを頂戴しました。間近で拝見したらやはりカワイイっす!

バルトークのディヴェルティメント。とっつきにくい曲ですが、なかなかに聴き応えがありました。弦楽の首席奏者さんたちが独奏で大活躍です。江原さんの手首使いがいつもながら美しい…。

あと、「ルーマニア民族舞曲」ですけど、プログラムには「民『族』舞曲」と書いてありますが、wikipediaの項目名は「ルーマニア民俗舞曲」です。その説明を読む限り、「民『俗』舞曲」の方が正しいような気がしますね。グーグル先生によりますと、「ルーマニア民族舞曲」約20,400件に対し「ルーマニア民俗舞曲」約12,600件で旗色は悪いのですけど…。ちなみに、後半の曲をどこかで(頻繁に)聴いたことがあるなあと思っていたのですが、wikipediaの記載で「大改造!!劇的ビフォーアフター」のBGMだと判明。スッキリしました。

なお、今日は開演前のプレコンサートに間に合いました。竹中のり子さん(1stVn)、大隈容子さん(2ndVn)、石黒靖典さん(Va)、大澤明さん(Vc)によるモーツァルト弦楽四重奏曲第19番「不協和音」より第1・4楽章。微笑みながら弾いてらっしゃる竹中さん。聴いているこちらも思わず微笑んでしまいました。
大澤さんのお話によると、今月末のブラームスで大澤さんがチェロ独奏をするため、今夏に渡米してニューヨーク在住の師匠・ハーヴィ・シャピロ氏に指導を受けたそうです。ところがそのシャピロ氏がつい最近亡くなったそうで、ちょっと凹んでいるとのこと…。ガンバレ、大澤さん!
オーケストラ・アンサンブル金沢
第231回定期公演フィルハーモニー・シリーズ

日時:2007年11月5日(月)19:00~
会場:石川県立音楽堂コンサートホール
指揮:ギュンター・ピヒラー
独奏:村治佳織(ギター)

ロッシーニ
 歌劇「セヴィリャの理髪師」序曲

ロドリーゴ
 ギター協奏曲「アランフェス」
 ~ギター独奏:村治佳織

(アンコール:村治佳織
■タレガ
 アルハンブラの思い出

(アンコール:村治佳織+OEK)
■ディアンス
 タンゴ・アン・スカイ

---休憩---

バルトーク
 ルーマニア民族舞曲

バルトーク
 ディヴェルティメント Sz.113