かっきーの雑記(仮)

あちらこちらで興味が湧いたものをとりあえず書き留めておく用。

【2006WC】JPN 0-0 CRO

柳沢のシュートミスなど今さら驚くことではない。
FWの決定力不足は以前から分かっていたことだ。

加地が怪我から奇跡的に回復し精力的に動き回った。
川口の神懸りなセービングも降臨した。

大黒の投入こそワンテンポ遅れたように思えるものの、
今回のジーコの選手起用に総じて破綻はなかった。

それなのに、今日も勝てなかった。

思えば、試合前から宮本の表情が硬かった。
目が虚ろで、周りが見えていないようだった。
コイントスに勝ってもノープランで狼狽していた。
これまで勇敢にDFラインを統率してきた男が、
川口に再三叱咤されていた。

ヒデの怒号はいつもより少なかったかもしれない。
そのかわり、味方を走らせる例の無茶パスは、
いつものような攻める方向性を示すという意図ではなく、
単なる感情的な苛立ちとしか思えなかった。

チームの柱であるこの二人の異様さは何だ。
今、このチームの内部には、戦術や体調云々とは別の、
何か重大な問題があるのではなかろうか。

だとすれば、それはチーム崩壊の危機である。
ブラジル戦での希望的観測を
どうこう言えるような状況ではない。
これが杞憂であってくれればいいのだが。