かっきーの雑記(仮)

あちらこちらで興味が湧いたものをとりあえず書き留めておく用。

「西遊記」最終回:オプティミズム万歳

頑張った者がいちばん偉い。
堕落した天竺で、絆を確かめあう一行に奇跡が起きた。
真摯に生に向き合ってきた者たちにお釈迦様は報いてくれた。
そしてまた、新たな旅が始まる。
・・・実に「正しい」結末!

このテのドラマにあーだこーだいう必要はない。
ツッコミどころを探すような真似はしない。
何も考えずに観ていれば、予定調和も心地よい。

私は近頃、ドラマとのそうした幸福な接し方を身に付けた。
特に本質的にオプティミズムが根底に流れる物語の場合は、
この方法はまことに有効だ。
功名が辻」もそう。
例年ならあれこれ言いたくなりがちの大河ドラマも、
今年はあら探しをやめたおかげで気楽に観ることができている。
損な気分をせずに済み、精神衛生上ひじょうによろしい。