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かっきーの雑記(仮)

あちらこちらで興味が湧いたものをとりあえず書き留めておく用。

県外の気になるクラシック演奏会…遠征するかもリスト【2017年春夏】

井上道義庄司紗矢香ラ・フォル・ジュルネ新潟2017)

ラ・フォル・ジュルネ金沢」が路線の違いにより今年から中止になり、新たに「いしかわ・金沢 風と緑の楽都音楽祭」という、どう略したらいいかわからないイベントに衣替えします。初年度のテーマはベートーヴェンなのでそれなりに集客を維持できるとは思いますし、私自身いくつか聴きたい公演がありますので、1日くらいは出かけると思いますが、世界観が確立し演奏家人脈が豊富な「ラ・フォル・ジュルネ」というブランドを失ったのはやはり大きい。何より金沢にラ・フォル・ジュルネを持ってきた立役者の井上道義さんが、この新音楽祭には一切出演しないようになったのが個人的には最も残念です。

井上さんは東京と新潟のラ・フォル・ジュルネには出演するんですよね。東京では伊福部昭の日本組曲マリンバ協奏曲、アルゼンチンタンゴのミサ曲、2台ティンパニとか林英哲の太鼓との共演など、じつに興味深いプログラムを演奏します。とはいえ、混雑を極めるゴールデンウィークに東京へ出かけるというのはちょっと気が進まない。

では新潟はというと、上記のうち、井上さんが指揮をするのは2台ティンパニ…米国作曲家グラスの「2つのティンパニとオーケストラのための幻想的協奏曲」なんですが、その流れでつらつらと「ラ・フォル・ジュルネ新潟2017」のプログラムを眺めていたところ、同公演の後、同一会場でなんと庄司紗矢香さんが登場するプログラムがあるではありませんか。

庄司紗矢香さんは私が最も好きな演奏家の一人で、ラ・フォル・ジュルネにもちょくちょく登場します。金沢も過去何度か出演しましたし(必ず鑑賞)、今年は本場のナントの公演に出演しました。で、日本では今年はこの新潟だけに出演するというのです。

しかも、レスピーギのヴァイオリン協奏曲という、まるで知らないレア曲を演奏します。なんでも未完の作品をイタリア人指揮者のサルヴァトーレ・ディ・ヴィットリオが近年補筆し、2010年に初演された曲とのこと。共演はディナ・ジルベール指揮シンフォニア・ヴァルソヴィア。ほかに上野星矢のフルートでJ.S.バッハ管弦楽組曲第2番。

井上さんの公演と併せて聴きに行っちゃおうかなあ…と、ちょっと心が動いているところであります。

ラ・フォル・ジュルネ新潟2017

2017/4/29(土・祝)9:45-1030
りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館 コンサートホール

ティンパニ:ビョートル・コストゼワ、ビョートル・ドマンスキ
管弦楽シンフォニア・ヴァルソヴィア
指揮・お話:井上道義

■グラス:2つのティンパニとオーケストラのための幻想的協奏曲から
ブラームスハンガリー舞曲から
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集 第1集 Op.46より

指定:1,500円

ラ・フォル・ジュルネ新潟2017

2017/4/29(土・祝)15:00-15:45
りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館 コンサートホール

フルート:上野星矢
ヴァイオリン:庄司紗矢香
管弦楽シンフォニア・ヴァルソヴィア
指揮:ディナ・ジルベール

J.S.バッハ管弦楽組曲 第2番 ロ短調 BWV1067
レスピーギ(ディ・ヴィットリオ補筆):ヴァイオリン協奏曲 イ長調 P.49

指定:2,000円

2017年3月18日(土)チケット発売開始

lfjn.jp

 

小澤征爾×マルタ・アルゲリッチ×水戸室内管弦楽団

さきほど、ゴールデンウィークに東京に行くのは気が進まないと書きましたが、実は2014年だけはラ・フォル・ジュルネのために東京遠征をしました。というのも、マルタ・アルゲリッチギドン・クレーメルの夢の共演がラ・フォル・ジュルネではじめて実現した稀有な例だったからです。

アルゲリッチというと、例年、この時期を前後して「別府アルゲリッチ音楽祭」開催のため来日していますが、今回の別府には小澤征爾さんが水戸室内管弦楽団を率いて登場、5月17日にアルゲリッチベートーヴェンピアノ協奏曲第1番を共演するとのこと。いつかこの音楽祭のために別府まで行ってみたいなあと常々思っていたのですけど、今こそその時かもしれない?と思ったりしています。小澤征爾さんはいまままで一度もナマで聞いたことがないし。

さらに調べてみたところ、その少し前(5月12日・5月14日)に、水戸室内管弦楽団定期演奏会水戸芸術館)が開かれ、同じプログラムを演奏するということがわかりました。ただし、お値段は別府が6,000~25,000円、水戸が20,000~28,000円とかなりなモンです。しかもものすごい競争率だろうなあと。

というわけで聴いてみたいけど、実現性は低いでしょうか。。。

水戸室内管弦楽団 第99回定期演奏会

2017年5月12日(金)19:00開演
2017年5月14日(日)15:00開演
水戸芸術館 コンサートホールATM

指揮:小澤征爾
ピアノ:マルタ・アルゲリッチ

【第1部 指揮者なし】
グリーグ組曲「ホルベアの時代より」作品40
■グノー:小交響曲 変ロ長調
【第2部 指揮:小澤征爾
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第1番 ハ長調 作品15

全席指定:S席 28,000円/A席 25,000円/B席 20,000円
2017年2月26日(日)9:30~一般発売開始

第19回 別府アルゲリッチ音楽祭2017 室内オーケストラ・コンサート

2017年5月17日(水)19:00開演
大分 iichiko 総合文化センター iichikoグランシアタ

指揮:小澤征爾
ピアノ:マルタ・アルゲリッチ

【第1部 指揮者なし】
グリーグ組曲「ホルベアの時代より」作品40
■グノー:小交響曲 変ロ長調
【第2部 指揮:小澤征爾
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第1番 ハ長調 作品15

全席指定:GS席 25,000円/S席 18,000円/A席 12,000円/B席 8,000円/C席 6,000円/ユース 3,000円(小学1 年生〜22 才)
2017年3月5日(日)10:00~一般発売開始 

www.argerich-mf.jp

ちなみに「別府アルゲリッチ音楽祭」と大分県のPR動画「OITA PEACE SYMPHONY」がけっこうかわいい。


『OITA PEACE SYMPHONY』 2017年別府アルゲリッチ音楽祭

 

ハオチェン・チャン

先に述べた庄司紗矢香さんもそうですが、北陸三県くらいだったら遠征してまだ聴きたい演奏家がいます。このハオチェン・チャン君もそのひとりです。2010年に金沢でとても丁寧で美しいショパンを聴いて虜になり、翌2011年の高岡リサイタルに遠征(このときは反抗期かと思うほどワイルド)。そして2012年はOEK定期公演初登場でラヴェルの協奏曲。ただ、それ以来彼の演奏を聴く機会がなく残念に思ってます。

で、今年の日本でのリサイタル情報も得ました。今回はシューマン、リスト、ヤナーチェク、そして高岡でもやったプロコフィエフの7番戦争ソナタ。高岡のときはとりあえずこのガガガッ!!!!っていうのを弾きたいだ!!!っていう少年から大人に変わる野望むきだしの演奏でしたが、今回はどうでしょうか。ハオチェンくんはネットや雑誌などで最近の写真を見ると、なんかシュッとしたイケメン風になっていまして、その点もちょっと気になります。ただし今回も東京だけなんですよねえ。やっぱ無理かなあ。

ハオチェン・チャン ピアノ・リサイタル

2017年6月8日(木)19:00開演
紀尾井ホール

ピアノ:ハオチェン・チャン

シューマン:子どもの情景 op.15
シューマン:交響的練習曲 op.13
■リスト:超絶技巧練習曲集 S.139から第5番「鬼火」・第12番「雪あらし」
ヤナーチェク:霧の中で
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ 第7番 変ロ長調 op.83「戦争ソナタ

全席指定 5,000円/プラチナ券 10,000円

KAJIMOTO | コンサート | ハオチェン・チャン ピアノ・リサイタル

もうひとつ情報入手。井上道義指揮大阪フィルハーモニー交響楽団と共演でラフマニノフの3番を演奏する模様。平日午後の大阪ですが。むーん。。。

大阪フィルハーモニー交響楽団 マチネ・シンフォニーVol.17

2017年6月14日(水)14:00開演
ザ・シンフォニーホール

指揮:井上道義
ピアノ:ハオチェン・チャン
管弦楽大阪フィルハーモニー交響楽団

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 作品30
リムスキー=コルサコフ:交響組曲シェエラザード

全席指定:A席 4,000円/B席 3,000円(発売中)

www.osaka-phil.com

 

ネルソン・フレイレ

アルゲリッチといえば、ラヴェル「ラ・ヴァルス」の2台ピアノの共演で知られるネルソン・フレイレ。2014年にワレリー・ゲルギエフ指揮マリインスキー歌劇場管弦楽団金沢公演に登場し、ブラームスの2番を共演。このとき初めてナマで聞いてとっても素晴らしかったので、またの機会を伺っておりましたら、今年も来日予定が。しかし、やはり東京だけのようですね。

ネルソン・フレイレ ピアノ・リサイタル

2017年7月4日(火)19:00開演
すみだトリフォニーホール 大ホール

ピアノ:ネルソン・フレイレ

J.S.バッハブゾーニ編:コラール「主イエス・キリストよ、われ汝に呼ばわる」BWV639
J.S.バッハブゾーニ編:コラール「来たれ、創り主にして聖霊なる神よ」 BWV667
J.S.バッハ/ヘス編:コラール「主よ、人の望みの喜びよ」 BWV147
シューマン:幻想曲 ハ長調 作品17
ドビュッシー:子どもの領分
ショパン:ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 作品58

S席 6,500円/A席 5,500円
2017年2月26日(日)一般発売開始

 

井上道義バーンスタイン「ミサ」(大阪国際フェスティバル2017) 

OEK音楽監督の井上道義さんは、大阪フィルハーモニー交響楽団の常任指揮者も兼任しています(2017年3月末で退任)。5月の金沢の新音楽祭には出演しませんが、7月に、大阪国際フェスティバルで上演されるバーンスタインの「ミサ」の総監督・指揮・演出を務めます。

多数の歌手、合唱団、管弦楽のほか、ジャズバンドやバレエダンサーなども加わる総合舞台芸術作品。舞台好きな井上さんの真骨頂といえそう。

大阪国際フェスティバル2017 バーンスタイン「ミサ」

2017年7月14日(金)19:00開演
2017年7月15日(土)14:00開演
フェスティバルホール

総監督・指揮・演出:井上道義
副指揮:角田鋼亮
合唱指揮:福島章
児童合唱指揮:大谷圭介
ミュージック・パートナー:佐渡裕

出演:
大山大輔(Br)小川里美(S)小林沙羅(S)鷲尾麻衣(S)森山京子(Ms)
藤木大地(Ct)古橋郷平(T)又吉秀樹(T)村上公太(T)
加耒徹(Br)久保和範(Br)与那城敬(Br)ジョン・ハオ(Bs)他

管弦楽大阪フィルハーモニー交響楽団
合唱:大阪フィルハーモニー合唱団
児童合唱:キッズコールOSAKA

S席 9,500円/A席 8,500円/B席 7,000円/BOX席 15,000円

osakafes.jp

井上さんからのメッセージ動画はこちら。 


バーンスタイン「ミサ」井上道義メッセージ

ミュージック・パートナーとしてスタッフに名を連ねるバーンスタインの弟子・佐渡裕さんと、井上さんとの対談も興味深い。

osakafes.jp

 

佐渡裕の「フィガロの結婚」(兵庫県立芸術文化センター

そして佐渡裕さんといえば、芸術監督を務める兵庫県立芸術文化センターでのオペラ。今年は「フィガロの結婚」。「セビリアの理髪師」を観た直後ですので興味津々です。

佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ2017 モーツァルトフィガロの結婚

兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール
2017年7月14日(金)14:00開演
2017年7月15日(土)14:00開演
2017年7月16日(日)14:00開演
2017年7月17日(月祝)14:00開演
2017年7月19日(水)14:00開演
2017年7月21日(金)14:00開演
2017年7月22日(土)14:00開演
2017年7月23日(日)14:00開演
全席指定:A席 12,000円/B席 9,000円/C席 7,000円/D席 5,000円/E席 3,000円

姫路市文化センター 大ホール
2017年7月26日(水)18:00開演
S席 一般 9,000円 高校生以下4,500円
A席 一般 7,000円 高校生以下3,500円
B席(2階) 一般 5,000円 高校生以下2,500円

篠山市立たんば田園交響ホール
2017年7月29日(土)14:00開演
一般 8,000円 高校生以下 3,000円

モーツァルト : 歌劇 「フィガロの結婚」 全4幕

指揮:佐渡
演出:デヴィッド・ニース

出演: 
【7/14・16・19・21・23】
アルマヴィーヴァ伯爵:ユンペン・ワン
アルマヴィーヴァ伯爵夫人:ケイト・ロイヤル
スザンナ:リディア・トイシャー
フィガロジョン・ムーア
ケルビーノ:サンドラ・ピケス
マルチェリーナ:セオドラ・ハンズロウ
バルトロ:アーサー・ウッドレイ
バジリオ/ドン・クルツィオ:チャド・シェルトン 
アントニオ:晴雅彦
バルバリーナ:三宅理恵

【7/15・17・22】

アルマヴィーヴァ伯爵:髙田智宏
アルマヴィーヴァ伯爵夫人:並河寿美
スザンナ:リディア・中村恵理
フィガロ:町英和
ケルビーノ:ベサニー・ヒックマン
マルチェリーナ:清水華澄
バルトロ:志村文彦
バジリオ/ドン・クルツィオ:渡辺大
アントニオ:晴雅彦
バルバリーナ:三宅理恵

合唱:ひょうごプロデュースオペラ合唱団 (合唱指揮:矢澤 定明)

管弦楽/兵庫芸術文化センター管弦楽団

 

さてさて、はたして、このうち行ける演奏会ってあるのだろうか?