OEK
「ミミにいちばん、ミミにいいひ!」ということで3月31日は「オーケストラの日」です。例年同様、OEKも石川県立音楽堂でコンサートを開催。OEK定期会員は無料招待であります。 コンサート前半は、石川こども邦楽アンサンブルと、石川ジュニアオーケストラに…
東日本大震災後、初のコンサート鑑賞。実は3/16にチョン・ミョンフン指揮チェコ・フィルのブラームス&庄司紗矢香さんによるチャイコンという豪華プログラムの東芝グランドコンサート金沢公演に行く予定だったのですが、チェコ・フィルが来日できず公演が中…
今回の「もっとカンタービレ」はバロック音楽特集。OEKはバロックも似合いそうですけど、聴いたことは意外に少ないかもしれません。そういう意味では貴重な機会。さらに今回はチェンバロの北谷直樹さん、そしてバロックギター&テオルボの高本一郎さんを招い…
石川県学生オケとOEKの合同公演です。聴きに来たのは昨年に続き2回目。指揮は山下一史さん。 1曲目は「カルメン」第1組曲。1ヶ月前の金大フィル定期公演では第2組曲がちょっと残念な感じでしたが、今回はうって変わって管楽器がキビキビと気持ちいい演奏。……
この日はフォーレ「レクイエム」をメインとしたオールフランスプログラム。まずはラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ」。残念ながら冒頭の聴かせどころでいきなりホルンが上ずってしまいました。この曲が1曲目というのは聴き手にとっても演奏する側にとっ…
この日のOEK定期公演はイタリアオペラアリア&カンツォーネ特集。正直言って馴染みの薄い分野なのでさほど大きな期待はしていなかったのですが、いやいやどうして、これが存外に楽しい公演でした。独唱はソプラノが金沢出身(しかもぼくの高校の先輩!)の濱…
「カルメン」「ラ・ボエーム」「トゥーランドット」に続く金沢歌劇座オペラ第4弾。今回は「金沢歌劇座リニューアル記念」とのこと。もっとも、エントランスや客席などには手が加えられておらず、どこをリニューアルしたの?と首をひねってしまったのですが……
ぼくのクラシックコンサート鑑賞は、2011年もOEK定期公演のニューイヤーコンサートで幕開けです!早めに仕事を切り上げて音楽堂へGO! プレコンサートはOEKメンバー9名(弦5部+Fl+Cl2+Hr)によるJ.シュトラウス2世。「芸術家の生涯」と、「こうもり」より…
2010年、映画は観た本数が減りましたが、クラシックコンサートに関しては、質・量ともにぐっと充実。ともに鑑賞体験を共有する仲間ができ、素晴らしいコンサートをたくさん楽しめました。以下、あくまで個人的な趣味ですけど、鑑賞したうちでベスト10を挙げ…
クリスマスにバレエ「くるみ割り人形」全幕を上演!これはぜひ行きたい!と思って先月石川県立音楽堂チケットボックスに買いに行ったところ、なんとすでに全席完売とのことでした。なるほど地元バレエ団からも大挙出演するため、その家族など関係者が大勢観…
OEK楽団員オールプロデュース「もっとカンタービレ」。今回は「2010年 生誕・没後記念作曲家特集」。生誕200年のショパンだけじゃないのです。年の瀬でなく、もっと早くやってくれればなお良かったけど。 まずは生誕100年のバーバーです。木管五重奏曲「サマ…
この日はぼくの好きなベートーヴェン尽くし!ピヒラーさん指揮のオール・ベートーヴェン・プログラムといえば、3年前にブーニンさんとの共演がありました。このときは前半はブーニンさんの「悲愴」ソナタと第3協奏曲、後半は(いまでもはっきり憶えているほ…
引き続き、文化の日のイベントです。「アジア民族音楽フェスティバル」のハシゴはハオチェン・チャンさんのピアノリサイタルで打ち止め。ハオチェンさんの演奏はとっても素晴らしく、いつまでも余韻に浸っていたいところでしたが、音楽堂エントランスのアジ…
この日のプログラムは、全曲がいわゆる現代音楽。マデルナ、武満、ナッセン、レスピーギという意欲的な並びです。当然どの曲も知らない曲。自分から好んでチケットを買ってまで行かないだろうなあとは思いますが(苦笑)、定期会員シリーズのラインナップに…
今回の定期公演はケン・シェさんという新進気鋭の若きマエストロが初登場。シューマンとビゼー、さらに吉田恭子さんによるチャイコフスキーを演奏します。なお、公演前のロビーコンサートは、現在来沢中のホーチミン交響楽団メンバーによる木管五重奏で、ハ…
OEK楽団員オールプロデュースによる「もっとカンタービレ」シリーズ。しかし今回は楽団員ではなく、OEK音楽監督の井上道義マエストロがプロデュースします。しかも自身の新作「能」とクラシック音楽のコラボレーション! なんとチャレンジングな企画でしょう…
金沢21世紀美術館の設計者、妹島和世さんと西沢立衛さんのユニットが建築界のノーベル賞といわれる「プリツカー賞」を受賞しました。この日は金沢21世紀美術館でお祝いのイベント「建築と音のアンサンブル」が開かれます。美術展の入れ替え時期を利用して,…
いよいよこの日、OEKの2010-2011年度定期公演新シーズンが開幕しました。近年の恒例として、シーズン最初の定期公演は「イワキ・メモリアルコンサート」。故岩城宏之永久名誉音楽監督の遺徳を偲びつつ、岩城宏之音楽賞受賞者をソリストに迎えての協奏曲。さ…
国内外の著名講師陣による若手音楽家の指導の場、いしかわミュージック・アカデミー(IMA)。今年も最終日はコンサートで閉幕です。過去のIMA卒業生で、現在各種コンテストで次々と優秀な成績を収めている若手演奏家を招いて、華やかなステージが繰り広げら…
この時期、石川県立音楽堂では、国内外の著名講師陣を招いて、いしかわミュージックアカデミー(IMA)というプロを目指す若き演奏家のためのマスタークラスが開かれています。今回のOEK楽団員による「もっとカンタービレ」は、そのIMA講師陣とのジョイントコ…
この日は全席自由なので別に前売り券は買わなくてもいいやと思い、事前の準備はなし。というわけで当日、公演前に当日券売り場へ行きました。すると、チケットを買おうとしたまさにその瞬間、ぼくの横に知らないおばちゃんがすすっとやって来て「わたし一枚…
6月後半から続いた仕事の繁忙期も、この日の夕方にひとつ区切りがつきました。で、この日の夜はちょうどOEK定期公演。前回6月28日の定期は仕事のため行けなかったので、今回こそは久々の音楽会だー!と張り切って音楽堂へ向かいました。 ところが、最近の寝…
いま最も旬なピアニスト=辻井伸行さんが、ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール優勝後、初めてOEKと共演。しかも指揮は巨匠アシュケナージ! 今後金沢ではおそらく二度と実現しないであろうこの組み合わせ。これは絶対聞き逃すまいと発売初日に電話攻…
今回のOEK定期公演、管弦楽はOEKではなく、南西ドイツ・フィルハーモニー交響楽団。井上監督の意向なのか、OEKの労働事情の関係なのかよくわかりませんが、OEKの出ないOEK定期公演なんて、そんなことがあるのですね。ただ、南西ドイツフィルのエグゼクティブ…
OEK室内楽シリーズ「もっとカンタービレ♪」第21回は、OEK首席客演コンサートマスターのマイケル・ダウスさんを招いて、大編成の弦楽室内楽を。OEK弦楽サウンドのファンとしては絶対に外せない音楽会です。MCはおなじみの大澤さん♪ 1曲目はメンデルスゾーンの…
今回のOEK定期公演は、兵庫芸術文化センター管弦楽団(PAC)を招いての合同演奏会。ぼく個人はOEKの合同公演といえば、2006年11月、石川県立音楽堂5周年記念にて大阪センチュリー交響楽団を招いたショスタコーヴィチ「森の歌」、2008年6月、群響とのオールチ…
「OEK楽員によるふだん着ティータイムコンサート」。このタイトルそのままのイベントが金沢市民芸術村でおこなわれました。OEKの楽員さんが、思い思いの(ごく普通の)私服で親しみやすい演奏を披露。コーヒーやジュースを無料で提供し、市民に広くOEKの存在…
ジャズピアノの大家・山下洋輔さんがOEK定期公演に登場します。以前OEKとの共演があったそうですが、ぼく自身が聴くのは初めて。しかもガーシュインのラプソディー・イン・ブルーと、一柳慧作品の再演といいますから聴き応えもありそうです。というわけでジ…
ラ・フォル・ジュルネ金沢「熱狂の日」音楽祭2010 ~ショパン,ジェネラシオン1810~ LA FOLLE JOURNEE de KANAZAWA 2010 - CHOPIN et la generation 1810 第3日目(2010/5/5) the 3rd day (5 May 2010)LFJ金沢もついに最終日。この日は午後から最後まで綱…
ラ・フォル・ジュルネ金沢「熱狂の日」音楽祭2010 ~ショパン,ジェネラシオン1810~ LA FOLLE JOURNEE de KANAZAWA 2010 - CHOPIN et la generation 1810 第2日目(2010/5/4) the 2nd day (4 May 2010)2日目は午後から参戦です。そして夕方まではひたすら…